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WeeklyReport 2007/11/12 View Comments

最後のWeeklyReportです。

現在の使用アイテム

現時点での使用アイテムを以下にリストアップします。

  • Inbox – アナログ(Rhodia No.11)・デジタル(EverNote)
  • Action/WaitFor/Projectリスト(会社用) – デジタル(FitzNote d-cubed
  • Action/WaitFor/Projectリスト(家用) – デジタル(EverNote)
  • WeeklyReviewチェック用リスト(会社用) – デジタル(FitzNote d-cubed
  • プロジェクトファイル – デジタル(FitzNote d-cubed)・アナログ(マニラファイル)
  • カレンダー – スケジュール帳(超 整理手帳)
  • References -  デジタル(FitzNote EverNote)・アナログ(マニラファイル)

前回のWeeklyReportから、References系はEverNoteに変更しています。

WeeklyReportは終了します。

長い間ほっぽっていましたWeeklyReportは、このエントリをもってクローズします。理由は、私が週単位でのエントリ運用に耐え切れなかったと、以下の理由からです。

WeeklyReviewをした証明としてのレポートが機能できない

もともと、WeeklyReportは、WeeklyReviewをやった証明として始めたつもりのエントリです。WeeklyReviewが回せないという人をよく見かけたものだから、私ちゃんと回してるよ!と笑顔でGTDのWeeklyReviewの重要性をアピールしたかったのです。が、どうやら同じ狢になってしまいました。

ツールの変遷が見たいと言っていたが、それをブログではあんまり見返せない

WeeklyReportでやりたかったことの一つにツールの変遷を見てみたい、というのがありました。実際、WeeklyReportのカテゴリのみを表示して見返してみたんですけど、なんかうまく表示してざっと見ることができないなーと思ったんですね。で、あまりログとして効果が低いというのがまずやめようと思ったポイントの一点です。

やめようと思ったポイントのもう一つは、ツールの変遷の仕方についてです。ツールが変遷する、といっても、だいたいトリガになるのが仕事環境が変わるくらいの時期しかないことが分かったからです。長いタイムスパンでしかツールは変更ないので、WeeklyReportのような週単位のログとマッチしてないとわかったからです。

そんなわけでWeeklyReportは終了します。短い間ではございましたが、ご愛顧ありがとうございました。

そんなわけで、充分にWeeklyReviewを実施し、それについてのレポートができない以上、オープンしているのは意味がないと思いましたので終わりにいたします。あ、ブログ自体をやめるというわけではありませんのであしからず。

それに、他のブログでいいとこ見つけちゃったしね

で、WeeklyReviewに関するレビューについては、以下のブログがリアルタイムに実施されています。多分私のレビューより、参考になるかと思われます。

仕事や生活の時間、行動を効率的に管理するトレーニング

それ以外のブックマークしたサイトについては、diigoの以下を参照下さい。

http://www.diigo.com/user/nomico/gtd+4-review

LifeBalance使わずにレビュー View Comments

 

GTDを活かすには最適の

LifeBalancehttp://www.llamagraphics.com/downloads/start/palm.php)がv3.4にアップしています。

via 2007-11-10 – shino-jiのPalmware日記

とあったので早速ダウンロードして見ました。ホントに見ただけ。

レビュー情報

試用日:2007/11/10
試用ソフト:Life Balance win版
URL:http://www.llamagraphics.com/LB/index.php
version : v3.4
試用期間:なし
備考:winXPはMicrosoft .NET Framework 2.0が必要だが、勝手にダウンロードしてくれてインストールしてくれる。

スクリーンショット

全体構成はこんな感じ。

image

他のタブについては、http://www.llamagraphics.com/LB/windows/index.phpを見るとよいでしょう。

チェック項目(1) ステップに関するチェック

Collect

特化した機能はなし。Outlineタブで、NewTaskとNewSubTaskで登録できるぐらい。IE、メール、クリップボードからの取り込み機能は見かけない。どこからでも登録といった横断ショートカットもなし。

Process

処理に特化した、というかそもそもGTD用のステータス(Inbox,Action,Project,Someday,Calendar)に特化したものは存在しない。GTD用のステータスには、Placesで代用が効きそう。なお、Places自体は、他のPlacesを含むことができるので使い勝手はありそうな感じ。

Organize

コンテキストはPlacesで代用が効く。詳細についてはNoteが使える。

Review

・Actionリストを最新にする
Outlineで一括更新可能。

・Projectリストの進捗を更新する。
中間ノードのProjectのNoteを更新することで代用は効きそう。Projectの起源もつけられそう。

・Somedayリストの整理
私の中でも特に作業が明確になってないので特に答えられない。。

チェック項目(2) リストに関するチェック

NextActionリスト

ToDoリストが丁度そのプロジェクト(色で分かれているのがだいたいプロジェクト単位となりうる)の次の行動のみを表示してくれる。

一応直列にも並列にもリストアップは可能そう。右側Timeタブで「Complete subtasks in order」というのがあって、それで変更可能な模様。

Projectリスト

Placesでプロジェクトを作って、それで代用する感じになりそう。

Calendarリスト

右側下部にカレンダーがあるので、特に必要はなさげ。

Waitforリスト

Placesでwaitfor用の項目を作って代用。

Referencesリスト

壊滅的に代用できない。クリップできないし、タスクの属性から逃れることができない。合うノードがない。

Somedayリスト

Effortで、TodoListに表示させるかどうかは表示を非表示にはできそうな感じ。だからといって、Outlineタブからは表示が消せるわけではなさそうなので、使い勝手には微妙だなぁ。。

ざっとの所感

とりあえず、GTDのポイントで確認しましたが、ReviewステップActionステップに適したソフトかなと思います。全部のステップを把握することはむつかしそう。あくまで実行家のためのソフトと思います。

で、その実行家のソフトの範囲で評価すると、このソフトは結構いいんじゃないかと思います。私は今、ReviewステップとActionステップにd-cubedを使っていますが、若干動作が重いのが難です。また、画面がflushするところも実は苦手で、せめてソフトウェアみたいに、ある程度表示されることが決まっている状態がほしいのです。なのですぐにこっちに乗り換えそうな予感です。あとは、操作性とトレードオフですかね。。

2007/06 GTD Handling(8) 整理 View Comments

整理ステップ編です。前回から随分あいてしまったのは、いまいちまとめきれなかったからです。なので、整理ステップで思いついたことを書きます。とりあえず5ヶ月以上経っていますが、2007/06時点の構成でやっていたことをまとめるというか、書きなぐります。

プロジェクト

プロジェクトについては、いろいろデータが散在しています。大まかにわけると以下の通り。

  • メール
  • 電子資料
  • 物理資料
  • FitzNOTE上の管理データ

で、結局どうしてたかというと、上記の全部を一つのプロジェクト名で一旦切って、そこにぽいぽい管理するようにしていました。

メール

メールはOperaのM2なので、プロジェクト用のフィルタを作成します。で、関連するメールをそのフィルタに登録します。何を返事したかどうとかは、メーラー上では特にしません。返信や、メールを契機にした作業は、fitzNOTEで取り扱います。必要な項目を抽出した以降は、メールは基本的にプロジェクト資料として扱います。

電子資料

プロジェクト用フォルダを用意して、そこに各プロジェクト用のディレクトリを用意します。ポイントは、プロジェクトフォルダの中にサブプロジェクトのようには作らず、このプロジェクトフォルダ直下に、全てのプロジェクトのフォルダを設置するようにします。稼動が終わったらプロジェクト完了フォルダを用意しておき、そちらにプロジェクトのフォルダ毎、移動させます。なので、プロジェクト用フォルダの配下には、現在稼動中のプロジェクトのフォルダ分だけ存在することになります。このフォルダ数を見ることによって、自分が今稼動中のプロジェクトがどれくらいあるのかがわかります。

プロジェクト名については、統一してます。「カテゴリ-YYYYMMDD-プロジェクトタイトル」。冗長な名前になりますが、特に何の指定もなく、エクスプローラで見ると、カテゴリに分かれて、次に時系列順にフォルダが並ぶからです。ポイントになるのは、何もしない状態でも、法則性の元に表示されることです。これによって、あたかも整然としたように見えます。プロジェクトタイトルですが、動詞で終わる方がわかりやすいです。プロジェクト名は、何をするプロジェクトなのかをはっきりした方が、中身を思い出す時間が少なくて便利だからです。

プロジェクトの中のフォルダの作成の法則については、特にありません。理由は、そこまで前回の資料が多分に必要になったことがないので、やり方を考える手間を惜しんでいるからです。

物理資料

会社でもマニラファイルを実践していました。が、効果があるとはあんまり思わなかったのですが、それでも、その資料が何のための資料なのかがはっきりする、ということだけはわかりました。

ラベルについてですが、結局実践して貼るようになりました。というのも、自分の字だとまとまりがなくて、見るたびに辟易するからです。長期的に使うものについては、特徴のない字の方がストレスになりません。

物理資料があんまりうまくいかなかったのは、おそらく物理資料のIndexのつけ方が最適ではなかったからです。自分がこの資料を使いたい、と思った時に思い浮かべるキーワードと、実際のタイトルが合わないのです。これについては、今後の課題でもあります。

それから、各関連資料については、トレイに分けて管理していました。

  • 1段目 Inbox
  • 2段目 今稼動中のプロジェクトの資料
  • 3段目 そのうち必要になる資料
  • 4段目 ゴミ箱

実は、4段目のゴミ箱が私の中では必須です。とにかく、紙の資料はあっという間に増えてしまいます。そしてあっという間に、ゴミになります。けれども、紙の資料は、捨て場所が決まっていたりして、結構自分のスペースからは遠かったりします。なので、紙専用のゴミ箱を4段目にあてがいました。机上にあることで、すぐに捨てられるので、不要になった紙はすぐゴミとして4段目に移動することができます。それ以外にも一つ効用があって、うっかり必要な紙をゴミ箱に捨てたとしても、この4段目からサルベージすることが可能です。この紙専用のゴミ箱を作るのは、結構お薦めな方法です。別にGTDをしなくても、このゴミ箱の導入は是非ともやってほしいです。

fitzNOTE上の管理データ

fitzNOTEでは、プロジェクト名のノード、その配下に、実行するアクション用のノードを配置しました。fitzNOTE上の整理方法は、あまりよくなかったです。タグのような機能もなかったので、References系もただあるだけで、それを再利用できるほどではありませんでした。fitzNOTEは、検索機能がとても早かったので、必要なデータを漁るのには問題はなかったので、機能としてはそこでとまっています。

コンテクストはどうしたのか?

整理ステップの華といえば、コンテクストなのですが、fitzNOTEでそれを実現するのは難しいため、分類しなかったです。もっとも、fitzNOTEに以降した時は、それほど作業数はあるもののひどく忙しくない、という理由があります。寧ろ、途切れ途切れになるプロジェクトの合間で、今までどこまでやっていたのかを確認するシステムがほしかったのです。今回ではあまりフォーカスしていなかったので、特に問題はありませんでした。

まとめ

正直、整理ステップの作業内容を決めること自体が難しいです。再度、改めてステップを見直す必要があるなと思いましたデスよ。。

ユースケース 1日の始まり、1日の終わり View Comments

1日の始まり

 GTDシステムを立ち上げるとDashboardが目に入る。Dashboardには日のはじめに確認する必要のある項目が全て表示される。DashboardにはDaily用に確認するべき(以降DailyReview)チェックリストと入力フォームが存在する。
 ユーザは、DailyReviewのチェックリストに従い、項目を確認したり入力フォームを満たすことで、今日すべきことと今日の行動イメージを確かめられる。確認する際には、同じGTDシステムを確認するため、Dashboardは別途切り分けて表示することもできる。DailyReviewのうち3つの重要項目を決める部分がある。この3つの重要項目は、同じDashboardに表示されているNextAction項目をD&Dすることでアサインできる。
 Dashboardにはその日のDailyReviewが表示される、次の日になれば自動的にその日のDailyReviewが用意される。このDailyReviewは日ごとに一つのノードとして取り扱われる。ノードはDashboard以外のリストからでも確認することができる。DailyReviewは基本的にその日を過ぎるとロックがかかり、編集できなくなる。ロックをはずせばもちろん編集は可能(基本アイデアはEverNoteのロック)。またDailyReviewはテンプレート化されており、後から自分で修正することができる。

1日の終わり

 一日が終わると、Dashboardに戻る。
 Dashboardは、一日の終了後で1日の始まりと変わる部分がある。3つの重要な項目だ。この部分には具体的なNextAction項目がアサインされるので、実際の完了したかどうかのノードが、ここでの表示に反映される。見事3つの重要な項目が完了されると、その日は上々である、といった按配だ。
 そして今日のコメントを書いて簡単な振り返りを行い、今日の日は終わり。
 DashboardのDailyReview部分は、もちろん自分で次の日を表示することも可能。だから、1日の終わりに、先に明日の「1日の初め」を始めても問題ない。今日のできる部分をやっておいて、明日に残りのチェック項目を実施する。

1日の初めにDaily用に確認するべきこと

 Daily用にその日のブート作業として必要なものは、以下のようなものを想定している。

(1)今日の予定を確認する(カレンダー項目)
(2)時間をトリガにして開いたアクションを確認する(期日の決まったAction)
(3)近々やってくる予定(1週間)を確認する(カレンダー項目)
(4)昨日からのアクションを確認する(実行可能なAction)
(5)メールを確認する(メールからInbox項目を拾う/分類/整理)
(6)今日のざっとの行動イメージを作る(朝、昼1、昼2ぐらいのスパンでどれをやろうかを考える)
(7)今日の3つのタスクを決める(これだけはやっておこうと思うものを3つ決める、実行可能なAction)

 上記作業より、DashBoardに必要なものをあげると、以下のような感じ。

・今日のカレンダー項目が表示された今日のスケジュール(24時間スパン)(1)
・今日に有効なアクションリスト(2)(4)(7)
・近々のカレンダーリスト(3)
・メール機能、もしくはメールを立ち上げるショートカット機能(5)
・メールデータをキャプチャできる機能(5)
・行動イメージ(6)

 1日を過ぎて仕事が終わる場合はどうするのか? 自分が一日を区切る時間を決めることができるようにする。2時ぐらいで作業が終わるのであれば3時に設定する、とか。

宿題

・Lifehacking.jpさん所でブート作業の項目があったのでそれもメモに追記すること。
・テンプレートの取り扱いのイメージを拡げる。
・実行作業時に実行キューのイメージを書く。

GTDツール作成のカテゴリを仕切りなおしします。 View Comments

 このカテゴリはもともと自分の素敵なGTDツール(しかもオフライン)がほしいと思って、その構想メモ用に使いたいと考えていました。

 が、あまりに壮大な目的を掲げてしまったために、いまいち入力に気後れしていました。
 また、自分自身がツールを作り上げるとも想定できず、そもそも到達できない目的に対して時間を割くこと自体も嫌がっていました。

 なので、ここで一旦仕切りなおしをします。

 で、ここのカテゴリの目的は、とにもかくにもこういうツールだといいな、と思ったメモにしようと思います。ステップとしてはアイデアの収集です。

 アイデアの収集は、自分が今まで触れてきたツールの総決算として、こういうツールがいいと思ったイメージを書いたり、あのツールではこういう問題点があったからこういう風に新しいツールではほしいな、といった部分をとりあえずまとめてこのカテゴリに突っ込むことにします。

 仕切りなおしてどこが違うのかというと、目的がツールを実装を含めて作ることから理想のツールにほしいアイデアメモを収集することへ、エンドが前回が決めていましたがこれを一旦エントリ数で区切って見直すことへ、の二点です。ひとまず50エントリあたりを目指してインプットしていこうと思います。

 

WeeklyReport 2007/09/30 View Comments

現在の使用アイテム

 現時点での使用アイテムを以下にリストアップします。

  • Inbox – アナログ(Rhodia No.11)・デジタル(FitzNote)
  • Action/WaitFor/Projectリスト(会社用) – デジタルに統一(FitzNote)
  • Action/WaitFor/Projectリスト(家用) – デジタル(EverNote)
  • WeeklyReviewチェック用リスト(会社用) – デジタル(FitzNote)
  • プロジェクトファイル – デジタル(FitzNote)・アナログ(マニラファイル)
  • カレンダー – スケジュール帳
  • References – デジタル(FitzNote)・アナログ(マニラファイル)

 粛々とEverNoteの使い方を見つつデータの登録だけは頻繁に。

WeeklyReviewでやったこと

 仕事のパーツ自身は大きいので、特にリストの最新化に悩む程ではないのでこまめに最新化をしているので、Reviewする程にはいたらず。
 個人作業の法はそれなりにActionリスト以外のことは割りと積極的に動いているのだけれども、Actionリストに書いてる方はやんないね。これをどうにかしたい。ってレビューじゃないよコレ。個人の方ももうちょっとまじめにするように再見直したいところ。

今週の感想

続・EverNoteテスト中

 データの登録をしながら様子を見ている。カテゴリ設定がまだ確定していないけれども、特に不満もないのでこのまま続行予定。
 カテゴリ、プロジェクトのデータとの付き合い方が今後の課題。

読書の秋

 図書館に行ったり積極的に本を読むようになってます。データ管理はdiigoを使用。かなり便利。

集中と無意識とエネルギー量について

 GTDはエネルギー管理できるとかあったけれども、実際どんな部分がエネルギー管理しているのかを知りたくてちょっと考えていた。それの派生として、集中できるとはどういうことかを考えていたんだけれども、それは無意識の状態であって、自分の頭の中で言語化するわけではないよね、言語化するとむしろダメだよね、そしたら言語化しないというのはエネルギーの低い状態なのか、って最近思うようになった。

『いつまでもデブと思うなよ』レコーディングダイエットはGTDと似ているのか? View Comments

 もともと、404 Blog Not Foundさんところの書評を見たのがきっかけの本だったのですが、GTDとやり方が似ているとのコメントがあったので、俄然気になって読みました。
 以後、反響が大きく、いろんな所で書評を見つつ、本当にレコーディングダイエットとGTDは似ているのかなぁと改めて考え直したいと思い、ちょっとその周辺をまとめました。

本の所感。

 読み物としても、またダイエット本としても非常に楽しく読めました。
 レコーディングダイエットについても、なぜそれをしたかの経緯が書かれてあります。また第1章のダイエットに関する比較についても ダイエット=投資と考え、それについて各ダイエットについてのリスクとリターンの観点から比較していることが、今まで見たことがなかったので、それが非常に興味深かったです。
ネットでの書評。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50894513.html
私が一番初めに見かけたのは、この書評でした。

「著者はダイエットを超えた、肉体ハックを手にする。その方法がGTDと全く同じだというのが面白い。とにかく記録を付ける。それだけで、体は勝手に節制をはじめる。」とあるように、レコーディングダイエットとGTDが似ていると指摘しています。
 が、それについてはあまりフォーカスはされておらず、本書が面白いのは、どうしてダイエットをするようにしたのかが書かれてあるからだと説明していました。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/08/post_1ac4.html
 極東ブログさんの書評では、ポイントは二つほどあって、ラベリングの妙、ダイエット成功への懸念点といったことがありました。どちらの点も、私にも納得できる所で、特に後者の成功できる確率は低いのではという指摘が面白かったです。
 確率が低い要因には二つあるとのこと。
 要因の一つ目には、飢餓感との問題があり、これを超えるために非常に難しいということ。これについては、どのダイエット方法でも同じ経路をとる必要があるだろうから、これは何もレコーディングダイエットに限った要因ではないでしょう。
 要因の二つ目には、自己認識の問題があるとのこと。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070921/135667/?ST=nboprint
 NBOnlineの書評は、404 Blog Not Found さんのブログを受けて、レコーディングダイエットとGTDが似ていることを非常に取り上げており、ニューエイジ的自己変容願望がGTDへと繋がる、といったような世代的な位置付けを展開していました。
 『日常作業の効率化という卑近なハックからいきなり「よりよき人生」にすっ飛んでしまうGTDと、オタキングの「レコーディング・ダイエット」は、その「中抜き=お手軽」ぶりにおいても、みごとに相似している。』と評されていましたが、実際のところ、手軽ではないです。実践を継続するには、かなりの困難を要しますが、食事制限をするよりかはお手軽である程度です。やっぱりつらいのには変わりありません。レコーディングダイエットが成功できたのは、熱中するとマメになるオタクな岡田さんだったから、と私は思っています。 

 いろんな見方で評されていた本書ですが、私が注目した点は二つです。レコーディングダイエットとGTDが本当に似ているのかという点、そして、どうしてレコーディングダイエットはリバウンドがしないのか、という点です。

ダイエットとリバウンドの問題

 リバウンドを制するものはダイエットを制する――ダイエットにはリバウンドがつき物です。華麗にダイエットを成功したとしても、リバウンドでほとんどダイエット前と変わらない状態に戻ることはよくあります。ダイエット方法が数多あるのも、このリバウンドがあるからこそで、手をかえ品をかえ新しいダイエットが編み出されるのです。

 なのに、どうしてレコーディングダイエットではリバウンドをしないのか? 私はとても不思議でなりませんでした。一体どんなダイエット方法であれば、リバウンドをしない体になるのだろうか、そもそもレコーディングダイエットのプロセスってどうなんだろう?

レコーディングダイエットの仕組み

 レコーディングダイエットは、自分の食べたものを記録する、という極めてシンプルな行動から始まるダイエットです。そこから徐々に作業を追加していき、最終的にカロリー制限をするところまでもっていくという方法です。
 考え方の基本は、カロリーの足し算引き算を明確にすることの一点に絞られています。
 レコーディングは体に吸収される食事の足し算を正確に行うことです。この記録するところがレコーディングダイエットの肝となるところで、これがGTDの収集ステップに似ているのかな、と私は思いました。
 レコーディングダイエットは、以下の4つの段階で構成されます。

  • 助走 – 食べたものを記録
  • 離陸 – 食べたものとカロリー、体重・体脂肪率を記録
  • 上昇 – 一日の摂取カロリーを決め、それを守りながら食べたものとカロリー、体重・体脂肪率を記録
  • 巡航 – ダイエット法を併用しつつ、一日の摂取カロリーを決め、それを守りながら食べたものとカロリー、体重・体脂肪率を記録

 フェーズを進む毎に、やることがだんだん増えていきます。上昇のタイミングで、初めてカロリー摂取の調整に入ります。
 レコーディングダイエットが特徴的なのは、この3段階目の「上昇」ステップで、カロリー調整に入る所でしょう。他のダイエット方法は、ほとんど「上昇」ステップから突入します。これは仕方のないことかもしれません。今までのダイエット方法は、体重を減らす、という一点を主眼に置いた方法であり、総合的にダイエットを行うという視点はないからです。

 確かに、逐一記録する部分はGTDの収集ステップと似ているかもしれません。しかし、その後のデータに対しての作業については、GTDとは異なっています。GTDは処理をするためのデータを収集しますが、レコーディングダイエットは現状を確認するためのデータを収集します。なので、今までのテストの問題を全部取り出し傾向と対策をとるといった全うな受験勉強の方がむしろ似ている、というのが個人的な意見です。

しかしどうして太るのか?

 岡田さんが、レコーディングダイエットを始めた理由も、自分はどうして太っているのか、その理由が分からなかったからだと書いています。その理由を解明するべく、詳細にデータを取り、状況を確認しようと試みていました。その途中において、記録していない食事をしていることに気づいた、と本書では書かれていましたが、この気づきは非常に重要です。

 そして食事の記録をした結果、食事の内容、食事をする時間、食事の回数などがわかり、自分がどのような食事習慣だったのか、というのが白日のもとに晒されるのです。
 
 本書でも書かれていますが、太っている人の場合、食事の内容はいかにもカロリーの高そうな食事であり、食事の回数もまた多いです。内容や回数もさることながら、私自身はそれ以上に、記録していない食事があったという、無意識に食事をしている習慣自体も問題なのでは、と思いました。

 私の母親にも、体重の心配をしなければならない体型です。無意識の食事の摂取は、確かに私の母親についても似たような習慣があります。岡田さん程には無意識でないにせよ、母親はナチュラル~にお菓子を食べます。その行動には淀みがなく、息をするような無意識さで食事をします。
 食べることに対する意識の希薄さ、回数の多さが、太っている人の気になる習慣のように思います。

 岡田さんは、このレコーディングを実施するにつれて、自分の習慣というものを目の当たりにし、いかに自分が体重を維持するための行動をしたのかを認識したと説明されていました。

リバウンドのワケ、レコーディングダイエットがリバウンドしないワケ

 さて戻って、どうしてレコーディングダイエットはリバウンドしないのか? それは、上記のように自分はどうして太るのかの習慣を目の当たりにしたおかげで、他のダイエットよりも、やっぱり今までの食事がしたい! という願望から免れるようになったのではないのかと思いました。
 習慣を見直すタイミングのないまま、ダイエットをする人は、次のような気持ちを心の中に潜ませつつダイエットをしているのだと思います。

・好き勝手にご飯を食べているのに、どうして私だけが食事制限をしなければならないの?
・私は何も好きで太っているわけではない、ただ体質だからどうしようもないのだ。
・今までちゃんと痩せることもできたんだから、今回だって痩せられるし、ぶり返し太っても大丈夫。
・今の食事の習慣は、ダイエットが終わったらやめてもいいんだ
・ダイエットをしている私は、仮の姿だ
・私が悪いことなんて、一つもない
・私は悪くない
・ダイエットなんて、本当はしたくない
・今のままじゃ、私はダメなの?
・今の私は受け入れられないの?

 ダイエットをしている全ての人がそうだというわけではありませんが、必要に迫られて、いやいや仕方なくダイエットをし始めた、という気持ちの人がいる人も確かなように思います。それらの人の中には、ダイエットを全く拒否する気持ち、むしろ抵抗することさえ考えている気持ちが存在します。
 なので、ちょっとしたきっかけで、その気持ちが膨らみ、ダイエットをしなかった頃の食事習慣に戻ってしまいます。

 表面的なリバウンドの理由は、食事習慣が身についていない、ということがまず考えられるでしょう。ただ、レコーディングダイエットでは、「助走」フェーズで、自分の今までの食事習慣を見てきたので、もう帰りたくありません、という気持ちになりやすく、それでリバウンドしないようにも思います。

レコーディングダイエットとGTDの共通点

 レコーディングダイエットのリバウンドをしないことは、それは「助走」フェーズがあることだと、とリバウンドをしない理由の部分にて明らかになりました。私がポイントと思ったうちの一つはクリアになりました。さて、もう一つのレコーディングダイエットがGTDと似ているか、といった部分はどうなのでしょうか?
 確かに記録する部分自体はGTDの収集ステップを似通ったことがあるかもしれません。しかし、それ以上に似ている部分があることに気がつきました。

習慣を再設定するプロセスであること

 レコーディングダイエットもGTDも特に明言はしていませんが、両者は図らずも習慣を再設定するためのプロセスになっています。
 習慣を再設定するために必要なポイントは、現状を確認し、同じ作業を繰り返すことで何かしらを訓練します。
 レコーディングダイエットでは「助走」フェーズで現状を確認し、レコーディングを繰り返すことで、食べたものを意識的に取り扱うことを訓練します。
 一方、GTDでは収集ステップで現状を確認し、処理ステップを繰り返すことで、直ちに決定することを意識的に行うことを訓練します。
 両者とも、一旦は意識的に作業を行いますが、これを続けて行くにつれて習慣化され、意識しなくても考えの基準になるように自身の体へと融合して行きます。

同じことを繰り返すプロセスであること

 レコーディングダイエットもGTDも、基本的に同じことを繰り返すプロセスです。レコーディングダイエットは食べたものなどを記録し、GTDは所在ない「物」に対してキャプチャし、それについてどうするかを考えます。
 そういった、シンプルな作業を繰り返し行う内容であるといった部分も、両者の共通点ではないかと思います。
 同じことを繰り返すプロセスであることは、これは習慣化することにも一役買っています。単純な作業でなければ、習慣化は難しいからです。

レコーディングダイエットに書かれていないこと

「助走」フェーズで食べる罪悪感から解放する

 「助走」フェーズが食事を見直す位置づけにあることから、実践する際には重要なポイントがあります。
 ダイエットをしようと思う人は、そう思い至る程なのですから、自分の食事習慣がちょっとダメだなぁという自覚があります。でもほんのチョットであります。
 ですが「助走」フェーズでは、その食事習慣を自分の身を挺してダメだしするような状況になります。食べた内容を記録すること自体で、なんでこんなに食べてしまったんだろうと、食べること自体に罪悪感を感じるかもしれません。ですが、「助走」フェーズでは、この食べたい気持ちと実際はいけないんじゃないかと思う内実の誤差から生じる罪悪感と、実際に食事をしたことの現実とを乖離させることが目的だと考えた方がいいと思います。
 ここでは、今までの習慣を受け入れることこそが一番重要だと私は勝手に思っています。罪悪感というのは、結局の所自分の食べた内容を拒否していることと等しいので、まずは「こんなに食べたんだー」と感心するようにして、全く別の誰かが食べているログを見ているような気持ちでやってみて下さい。
 自分の感情と、食事を乖離できた時、そこで初めて次のフェーズに進んでみて下さい。

『レコーディングはすべてに応用可能な、「奇跡を当たり前にする」技術なのである』

 NBOnlineの書評では、上記部分を大きく取り上げていました。単なるダイエットの方法から、大きな技術を得たという話ですが、岡田さんの気持ちが大きくなるのも納得の行くところです。ダイエットを成功し、贅肉から解放され、月面着陸をしたかのような軽さを手に入れました。しかもリバウンドすることなく50kgの減量、昔以上に感じられる気持ちの高揚や、自由度が高くなったことに対して気持ちも大きくなります。しかし、ダイエットをして状況が変化できたことが「奇跡を当たり前にする」技術だと言うわけではありません。
 レコーディングダイエットに成功して学ぶべきことは以下の二つではないでしょうか。

・習慣によって成功体験を獲得したこと
 レコーディングダイエットはメモを取るのが 結構つらいんじゃないかと思います。 レコーディングダイエットに成功した、ということは、このメモを取る習慣を獲得したに等しいです。これは、継続は力であることを身をもって学んだということです。運動選手が強いのは、この継続の力を体感しているからだと思います。
 一度体感しているのとしていないのとでは、続けていること自体に問題を感じなくてもよいので、他のことをやり始めても、気持ちがきっと楽になるんではないかと思います。多分。

・習慣は力であることを学ぶこと
 上記の内容と似ているのですが、上記が習慣と成功が結びついたことについて学べられること、こちらについては習慣を身に着き有用であると学べられることが重要なのだと区別しています。
 この部分は、「繰り返すことが大切だ」というのを頭ではなく体が理解していることが重要なのだと言いたいのですが、「継続は力なり」という言葉はなかなかに実感できないものです。こちらは、成功できた人だけが感じ取れるボーナスみたいな感情だと考えた方が、いいかもしれません。

体形と自己認識の問題

 極東ブログさんのところでは「助走」の時点も要所の一つではとあり、大いにうなずくところがあります。というか、友人に勧めたら思いのほか抵抗にあっちゃった(えへ)。
 極東ブログさんでは、その要所となりうる理由が自己認識に関わるとありますが、実際そうだろうなぁと思います。

 「リバウンドのワケ、レコーディングダイエットがリバウンドしないワケ」で、ダイエットをする人には、ダイエットをすると宣言したにも関わらず、心に裏腹の気持ちを持っている人が少なからずいると説明しました。裏腹な気持ちは、現在の自分を守るための抵抗だと思います。ダイエットをしようと考えている人の中には、とても体型についてコンプレックスがあり、今のままの自分を受け入れてほしいという気持ちがあります。ダイエットを勧めるなどという人間は、それを真っ向から否定するようなものですから、受け入れがたいのかもしれません。

 一体どの部分に対して激しく抵抗しているかは曖昧で、人によって異なるのかもしれません。体型、もしくは食べること自体、あるいはその両方、多くにして両方を否定する者に対する抵抗のように思います。汚い部屋にしろ、内観にしろ、GTD
にしろ、レコーディングダイエットにしろ、全てをさらけ出すのは問題を明らかにする手段であり、何かしら問題がある人間には問題と真正面から向き合うことになるので、頑なに拒否するのはいずれも同じようです。
 けれども私はいいたい。明らかにすることが、あなたを真っ向から否定するわけでも、問題を解決するわけでもない。ただ実情がわかるだけであり、たった一歩を踏み出して、新たなステージへ進んでほしいな、と思うわけです。それに一回やってしまうと慣れるので、その後は内観だろうがGTDだろうが、現状を明らかにする作業には抵抗なくできるようになるでしょう。まぁそれが実際は難しいのでしょうが。。

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