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2011/09/24 第32回GTD勉強会 【初心者向け】GTDワークショップ

9月は「【初心者向け】GTDワークショップ」です。

■勉強会詳細

日時:2011/09/24 (土)
場所:東京/西日暮里 ルノアール 西日暮里第一店
時間:15:00-18:00(3時間)
定員:12名
参加費用:\2,000
URL:http://atnd.org/events/19944

■今回の勉強会の内容について

GTD勉強会第3クール目です。残暑になって一時期よりかは過ごしやすくなってきましたがいかがおすごしでしょうか。9月は最初に戻ってGTDワークショップを行います。具体的には、つまづきやすい最初の2ステップの収集ステップ・処理ステップを行っていきます。

具体的には、15分程度の軽い収集→そして、実際の処理ステップを皆さんとで実際に取り組んでいってみたいと思います。

GTDをやってみたいんだけどいまいちふん切りが…といった方や、GTDの詳細はいいからとりあえずやってみたい!といった方に丁度よかろうかと思います。

■事前作業

・特になし

■今回の持ち物

・筆記用具
・収集用の紙やノートなど。なければこちらでも白紙の紙を用意します。

■アジェンダ

15:00(40min)~ 開始/挨拶/自己紹介(人数依存)
15:40(110min)~ GTDの概要紹介→収集ステップ→処理ステップ
17:30(30min)~ クロージング(感想共有)

尚、勉強会後に懇親会という名の飲み会を行っています。都合が合わなくてこっちだけでも参加してみたい、という方でもOKです。

ではでは、よろしくお願いします。

JIRAって素晴らしい!!

 

■記事概要

今会社でJIRA以外の別のタスク管理ツールを使ってるんだけど、そろそろ要望が出てきて、この要望だったらJIRAは既に解決してるんだよなーつくづくJIRAっていいよなーって思い出して書いた記事。

 

◆JIRAってなあに?

JIRAとはイシュートラッキングシステムの一つで、バグトラッキングシステム(BTS)ともいうべき素晴らしい製品だ。

ところで私が製品を素晴らしいと褒め称えるのは珍しい。そもそもJIRAになんでこんなに感情が入れ込んでるのかも、私自身不思議でならない。

確かに昔設定が大変で、その設計思想に頭がうにってつらい時もあった。その苦労を乗り越え、設計思想を理解し、設定一式を自由自在に設定できるようになって征服できたという気持ちもあろう。とはいえ、それにしたって私が褒め称えるのは珍しい。どこがそんなにいいんだろう?

ちなみに、自分の場合、JIRAは二桁のプロジェクトを関連会社込みで回したぐらいの運用を行っていた。

 

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第31回GTD勉強会だらだらログ&30回御礼オフ会という名の飲み会します。2011/08/27(土)@新宿 #gtdjp

遅くなりましたが第31回のGTD勉強会のログであります。。

今回の勉強会は4人と少人数だったので、べらべらだらだらとお話していました。お題はこんな感じ。

  1. エマジェネティックスについて
  2. 時間のコンテキストと場所のコンテキストの妙
  3. どうしてGTDは日本で流行らないの?
  4. SomedayをSomedayリストで育てられない!

■1.エマジェネティックスについて

のっけから、エマジェネティックスの紹介セミナーに行ったと言われたものですから、熱く語らせていただきました。

エマジェネティックスとは思考分析ツールです。人によって話が通らないのはなぜ? といった口癖なり考え方の癖を分析型・ディテール型・社交型・コンセプト型の4つに分類して捉えようというものです。他の思考分析と異なる点は、人はその考え方の癖は4つとも持っているんであって、単に比率が異なるんだよーと言っているところです。相容れない考え方があるわけではなく、人によって露出の仕方が異なるだけだ、と言っているところが好きです。

エマジェネティックスのわかりやすいところは、口ぐせなどからその傾向を予測しやすいことです。特に自分のプロファイルを見たあとでは「なっとく~」というところです。ちなみに私の場合は、面白いのが好きなコンセプト型と分析大好き分析型の特性が強く出ているので、口癖が「飽きた~」とか「面白い~」とか「やっぱり」とか「結局はさー」とかになるのです。

エマジェネティックスを提唱しているゲイル先生の本は情報量がいっぱいあってよい本なのですが、文章量が多いので読み切るのが大変です。最近では、日本でエマジェネティックスのアソシエイトで活躍している中尾さんと中村さんが、わかりやすいエマジェネティックスの本が出版されました。気になったらぜひ読んでみてね!

 

一瞬で人間関係を作る技術エマジェネティックス
中村泰彦, 中尾信也
フォレスト出版 ( 2011-07-20 )
ISBN: 9784894514508

 

■2.時間のコンテキストと場所のコンテキストの妙

@OQULAさんは、場所によってコンテキストがごっそり変わることで気になりました。とある場所ではとても忙しく、始業時間前にできること、始業時間以降~午前中の間にできること、といったような時間区分をコンテキストとして利用しています。その一方、別の場所では、レジや保管場所やらの場所区分のコンテキストを利用しており、そのコンテキストの大幅な違いに違和感を感じたとのこと。

が、これはこれでありです。

 

コンテキストは日本語では文脈や状況と呼ばれるものです。

実行する作業が多い場合、今この状況でできることを絞り込む必要があります。それがそのまま@のついたコンテキストになるわけですが、これってそのままその作業が実行できる条件になりやしませんか? その実行条件にはいろいろな条件があります。ある一定時間内もそうですし、誰かがそこにいる場合、また場所、もしくは道具、あるいは移動などの行動中、更には自分のエネルギー状態も、条件として用いることができます。

また、忙しさなどによって、優先される条件が事なります。急がしい状況ですと、この時間内に行う必要がある、といったことになりますので、それで時間的なコンテキストといったものがよく利用されることになります。一方別の場所での作業は、その場所にいることが優先されるわけで、場所のコンテキストが多いに役立つのです。

他にも、作業の所要時間でもコンテキストを切ることはできますし、あるいは電話する等の作業の行動パターンでも設定することができます。

共通して言えるのは、コンテキストは、自分が今の条件でできる作業を絞り込むのに利用するために用いるものです。なので、時間のコンテキストも、場所のコンテキストも、とてもありです。

 

■3.どうしてGTDは日本で流行らないの?

どうしてなんでしょうね? 昔このことについて複数回の記事にしてまとめました。GTDが一番得意とするタスク管理状態は、非常に時間がシビアで達成すべき項目数が多い状態です。しかし、このような状況下にいる人間が日本とアメリカとでは異なる、といったものが流行らない原因なのではないかと思います。

ぶっちゃけ、劇的な効果が出ないとGTDをがんばって続ける気力はわかないです。実際私も、GTDを知って本当にGTDを真面目にがんばろうと思ったのは、本当に仕事でまいっていた時にGTDもどきを実施して劇的な効果があったからです。

が、このGTDが作りうる劇的な効果は、他のやり方でも発生させやすい効果でもあるわけです。なので、「GTDってただのタスク管理でしょ」みたいな印象を持たれてしまい、噛めば噛むほど・・・じゃなかったやればやるほど有機的な効果を生み出すGTDの良さを知らずして、GTDのもとを去ってしまう人も多いです。

  • 情報過多
  • ネガティブなフィルター装置
  • フォローの欠如
  • R-style » GTDは何のために行うのか?

     

    R-styleの@rashita2さんからは上記のような指摘を受けました。簡単に説明すると、情報過多については、手引きとなるサイトが複数存在すること、ネガティブなフィルター装置は「本当にこれでいいのか?」という疑念が生じやすいこと、フォローの欠如は先の疑念を解消してくれる人が少ないことを指してます。

    個人的には、そのフォローの欠如部分を補えるようにしていけたらなと思っております。

     

    ■4.SomedayをSomedayリストで育てられない!

    Somedayリストはいつかやりたいリストです。以前の勉強会で、例えば旅行に行きたかったりすると、その旅行の情報を集めたりしてSomedayリストのやりたいことを育てるという話題がありました。で、それがどうもできないというのが@ivy02cさんです。

    GTDのリストの区分は、割と明確です。しかし、実際そのリストから自分が何をしていいかどうかは、人によって微妙に異なります。@ivy02cさんの場合ですと、Somedayリストは、何の実行作業もしなくてもいいリストで、同時に何の実行作業もしてはならないリストでもあったりします。ここらへんの行動制限は千差万別で、人によって微々たる差異があります。

    で、上記の場合に関して、Somedayリストで育てたい項目があるなら、プロジェクトリストに持ってくるのもいいんではと、オススメしておきました。あるいはSomedayリストとProjectリストの間のリストみたいな、それこそ準Projectリストとかを作ってみるのもいいかもしれません。

     

    ◆リストの意味は同じでも、そこから自分が促される行動は人それぞれである

    GTDのリストの意味は、Somedayリストからやりたいことを育てる方も、そうでない方も同じ意味を持っています。では何が異なるのか? それは、そこから促される行動です。そのリストから何を行動していいのか、行動すべきなのかは、人によって微妙に異なります。

    でも、どちらもやり方としては正解です。ただ、箱が合わないだけです。なので、適した箱を作りさえすればいいのです。

     

    ◆Projectリストの本来の区分

    ここでProjectリストの本来の区分のお話です。Projectリストは直近に実行すべきもののリストと思われがちですが、そうではありません。自分が実行したい、前に進ませたいと思っているもののリストです。その完了時期については直近だけでなく、数か月後、数年後のものも、人によっては存在することもありえます。

    なぜ時間で制限しないのかというと、人によって気をつけるべき時間スパンが異なるからです。いいえ、その人ですら時期によって、1週間1ヶ月間だけが気にすることもありますし、数年レベルで気をつけるべきこともあります。この気にすべき時間スパンに対して柔軟に対応するために、Projectリストでは時間を区分として用いないのです。

     

    さて、半分はエマジェネティックス勉強会みたいになってしまいましたが、そんなこんなで第31回も無事終了しました。人数少ないと余裕すぎて、だらだら話してしまいますね。

     

    ■2011/08/27(土)にオフ会します

    場所:新宿
    時間:19:00~

    GTD勉強会は、皆様のおかげで30回の開催することができました! 今までに勉強会に参加された方、またはこれから参加したい方の交流を深めるべく、オフ会を実施したいと思います。

    というか唯の飲み会です。ふるってご参加ください!

     

    参加しよう!という方は、ATNDにて募っておりますので、登録お願いしますー。

    GTD勉強会30回記念オフ会@新宿 : ATND

    Fwd: GTD勉強会は明日です。 – 2011/07/23 第31回GTD勉強会 GTDつまづき・質問・ツール紹介Inbox会

     

    7月は「GTDつまづき・質問・ツール紹介Inbox会」です。

    ■勉強会詳細
    • 日時:2011/07/23 (土)
    • 場所:東京/高田馬場 カフェ・ミヤマ高田馬場駅前店
    • 時間:15:30-18:30(3時間)
    • 定員:12名
    • 参加費用:\2,000
    • URL:http://atnd.org/events/17852

    2011/07/23 第31回GTD勉強会 GTDつまづき・質問・ツール紹介Inbox会 | works4Life Season VI

     

    7月はざっくばらんな回となっております。人数も少人数となっておりますので、気楽にご参加ください。人数が少ないと何がいいかというと、結構込み入って話しこむことができます。GTDってどうしてあーなの!?という質問から何まで歓待しております。

    満足できる仕事と、GTDを紹介し続けていくこと

    ◆どんな仕事ならば、満足して続けられるのか

    このところ仕事についてかんがえる。この先、自分が長らく仕事を続けていきたい場合、どのような仕事だったならば、満足して続けられるのか。

    ◆私の好きな仕事の要素

    この前、ひすいこうたろうさんの主催したホンキの1日@TOKYOに参加した。その中で、自分の10年後について、なりたい自分について、そんな夢を4人で1グループで東京のヒーリングスポットを巡りながら話した。

    振り返ってみると、私はGTD勉強会のような場所が好きだ。そして、エマジェネティックスのようなセミナーの場所も好きだ。それから今はまっているネット上で話すことも好きだ。これらについて共通しているのは以下の通り。

    1.参加者が少し高まるのを補助していること
    2.その補助するのに自分が関わっていること
    3.その作業がリアルタイムで行われること

    突き詰めていくと、それは誰かが本来もっている力を今以上に出せる環境を整えること、それに加担するのが私は好きらしい。

    ◆GTDで学んだ「信頼」

    GTDで学んだことは多い。特に今一番学んでいることは「信頼」だ。GTDで培おうとしているのは、この「信頼」である。GTDのシステムと自分との「信頼」を構築し、その「信頼」されるシステムを経由して、自分自身と自分とを「信頼」するように拡張していくことができる。

    以前、任天堂の誰かがどうして他の会社に転職しないのかという話が、ウェブ上で話題に上ったことがある。個人的な意見では、任天堂とその人との間に信頼関係が構築されているからだ。年収や待遇以上に、一番手に入れられないのが、この信頼関係である。

    信頼関係は、どのような振る舞いで実現されるのか? それは、多少の失敗があっても許容されることだ。現に任天堂は、そのゲームの歴史でも失敗も多い。ディスクシステムの栄光は小さい。バーチャルボーイの赤い世界を知る人間は少ない。

    しかし、任天堂が他の会社と一線を画しているであろう点は、これらの昔の遺跡が何らかの形でリバイバルを果たしている点であろう。Wiiが世界に現れたが、私は既視感によく捉われる。任天堂は、自分たちのしてきた内容をよく理解している。このことこそが、信頼関係の現れではないだろうか。

    ◆「信頼」の先の「今以上の力を発揮させること」

    さて、任天堂の話は、いかに信頼関係をもって仕事をすることが難しいか、についてだった。

    私が仕事で実現したいことはといえば、この信頼関係だ。もし、信頼関係をもって、全メンバーと接することができるならば、どんなによい仕事ができるだろうか。

    私が好きな共通事項は、その夢のような信頼関係を、短期間でも実現できることだ。そしてその結果として、メンバー自身が今以上の力を発揮させることを目的とする。

    また、私が特徴としている点は、私とそれに参加するメンバーとの信頼関係を作ることを目的としているのではなく、そのメンバー自身の信頼関係を構築していることを目的としている点だ。私自身は、ただの媒介でしかないし、ただの媒介でなくてはならない。

    ◆「信頼」を構築するGTDとその広がり

    GTDが好きなのは、私自身とに信頼関係を構築する方法を提供してくれるからだ。また、GTDは私に強制することもない。このツールを使え、この考え方にしろ――GTDは一切そういうことはしない。人の異なることを当然とし、そのありのままで許容する。それがGTDだ。

    「コミットしたいことを思ったことを収集しなさい」

    これは、私が収集の対象にしたい範囲に困っていたときに、デビッド・アレンからアドバイスしてもらった言葉だ。

    「私」という範囲はどこからどこまでだろう? GTDは「私」が広がろうが縮まろうがそれも許容する。見える先が私の範囲だ。そんな認識の中にすら、GTDの考えは浸透もできる。そうでなくったって、日々の仕事や生活にも適用できる。

    ◆私は今後もGTDを紹介しつづけていく

    私は今後もGTDを紹介していくつもりだ。もちろん、ほかのことにかまけてて、姿勢が疎かになることもある。というか今の時期がそれだ。

    けれども、GTDを紹介し続けることだけには私はコミットしている。ただ、苦手なコミュニケーションツールというのがある。自分の一番活動しやすい部分を見つけつつあるので、それに合わせて活動して、ながらく続けていくようにカスタマイズしていくつもりだ。

    私がこんなに、明確に言えるのには、それがもちろん私が満足できる仕事だと確信できるようになったからだ。対象とやり方と、どちらの別々に満足するものが見つからないと難しい。
    今考えているのは、Ustreamで定期的にWeeklyReviewを実行するためのプログラムを提供することだ。映像は難しいからたぶん音だけになるけれども、それぐらいなら実行しやすいだろう。

    2011/07/23 第31回GTD勉強会 GTDつまづき・質問・ツール紹介Inbox会

    7月は「GTDつまづき・質問・ツール紹介Inbox会」です。

    ■勉強会詳細

    • 日時:2011/07/23 (土)
    • 場所:東京/高田馬場 カフェ・ミヤマ高田馬場駅前店
    • 時間:15:30-18:30(3時間)
    • 定員:12名
    • 参加費用:\2,000
    • URL:http://atnd.org/events/17852

     

    ■今回の勉強会の内容について

    GTD勉強会第2クール目3番目は、なんでも共有というか収集Inboxです。7月も熱くなってまいりましたので、頭もうにうにしているところでしょう。とゆーわけで、気軽にGTDについて話そうぜ!という回にしました。8月は勉強会30回突破記念で何かしたいと思っているので、その内容もいっしょに暖められるといいなーと思ってます。

    • GTDで困っていることをとことん話す
    • GTDで気にはなっている質問をあててみる
    • 俺のGTDツールを紹介するぜ!いえ見てください

    といったような話題で3時間和気藹々と話せるといいなと思っています。

     

    ■事前作業

    • 3つのテーマで言いたいことや聞きたいことなど一つ考えておいてください。最初の自己紹介で収集します。

     

    ■今回の持ち物

    • GTDを紹介する場合はそのツール

     

    ■アジェンダ

    15:30(40min)~ 開始/挨拶/自己紹介(人数依存)
    16:10(80min)~ 困っていること・質問
    17:30(40min)~ レビューステップを実際に実施してみる
    18:10(20min)~ クロージング(感想共有)

    尚、勉強会後に懇親会という名の飲み会を行っています。都合が合わなくてこっちだけでも参加してみたい、という方でもOKです。

    ではでは、よろしくお願いします。

    キュレーションとクールベ

     

    つまりは、キュレーションの形もまた多様だということです。元々のコンテンツが持つコンテキストを切り刻んで別のコンテキストの下に切り貼りするのも、元々のコンテキストに別の側面を与えたり、埋もれていた価値に深い意味を見いだすのも、同様にキュレーションです。そこに正誤や優劣があるわけではなく、そういう情報が欲しい人のもとに、そういう情報が届けられる、ただそれだけのことなのだ、と気がつきました。

    R-style » 書評 「キュレーションの時代」(佐々木俊尚)

     

    キュレーションという言葉を聞くと、私は一つの美術展を思い出す。

    数年前に友人と京都であった、クールベの美術展だ。クールベの子孫にあたる方々がクールベ美術館を行っており、その抜粋を展示していた。

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    その展示では、クールベの年代に沿って展示されていた。

    クールベというと、緻密なリアリズムの自然画が有名である。この絵だけを見ると、自然を愛し、物静かな人間だろう、と私は予想を立てた。

    しかし、今回の生涯にわたった絵画を見ると、それは幻想であり、もっと別な人間が描いたかのようであった。

     

    image
    上記のフィーバーした絵を描く前は、クールベはどちらかというとロマン主義的な絵を描くのが多かった。しかも、自画像ではなく、自分をモデルにしたという随分なナルシズムである。

     

    ここで、クールベ=自己顕示欲の強いナルシーな奴、という図式が私の中で占有するのが決まった。

     

    ◆そんな彼が超レアリズム?

    当初彼が描いていたのはロマン主義的な絵だ。しかも自分の肖像画だ。自画像で一度は入賞したものの、あまり評判は芳しくなかったようだ。

    それで、彼は絵画の矛先を変え、「生きた絵画を制作すること」と言い始めた。あの、昔自分の理想とも言えるロマン主義的な自画像を描いていたあの彼がである。

    私の中では、ロマン主義が彼を認めなったので、幻想のロマン主義を駆逐したい勢いで、現実の超レアリスムを、推奨しただけにしか見えなかった。

     

    ◆画壇の反逆児とは言うけれど。

    嵐を吹き起こすのが趣味とも言えるような彼の行動は不思議だ。

    そもそも、彼のそのエネルギーの中心となるものが何なのだろう。

    一つは自己顕示欲だ。彼は注目されたかった。その形がどうであっても、ここまで反逆することを好んで(としか見えない)やっているのを見ると、典型的な煽りである。

    ではなぜ反逆という形になるのだろうか。個人的には、ロマン主義への並々ならぬ憎悪としか見えない。何度も言うが、彼は自己顕示欲が甚だ激しい。特に、自分の理想とした自画像を科展に出す程なのであるのだから、筋金入りなんだと思う。

    ついでに言うなら、家は裕福でボンボンだ。顔もよくってそれなりにモテたんじゃなかろうかと思う。法律家にならせようとした父親を振り切り、絵画に進んだクールベ。

    確かに、彼は現実に忠実になりはしたが、私の穿った印象なのか、「俺はお前らとは違うのだ」という姿勢を貫き通したともいえる。何せ、リアリズムは彼のあたりから言い始めた主義なので、自分全肯定であるし、また弟子は弟子でクールベに心酔してるのでもてはやしてくれてたそうだし、である。実際、絵はいいポイントついてるし、誰もしたことのないようなことをするのもピカ一だった。

     

    ◆個展から浮かび上がったクールベという人物像

    さて、今回の個展の中で、私はクールベの絵画とともに、クールベの性格について穿った深読みをすることができた。

    一見、彼の姿勢は厳かな美術闘争の結果のようにも見えるし、実際そのとおりであったのだろうけれども、このクールベの闘争の炎が始まったのは、やはりどうしてもクールベ自身がロマン主義の絵画として認められなかったことへのテロリズムのようにしかみえない。

    最初はそうだったのかもしれない。しかしそれが言っているにつれて自分がそれを追究していくことだけに結晶されていったのかもしれない。

     

    ◆キュレーションとは?

    私はキュレーションというと、このような自分が知りもしないような考えに導いてくれる力を持つモノだと思う。

    キュレーションとは、パーツを組み合わせ、新たなホログラフィムを作りうる力を持つ。それはとても、イノベーションにも近しい感覚を感じる。新しい世界が開くような、積み重ねから一気に化学反応を起こし、今までとは見たことのない何かが生まれだす瞬間――

     

    image

     

    写真提供:情報処理推進機構:教育用画像素材集 – インターネット美術館 – 写実主義(しゃじつしゅぎ) – クールベ

     

    初出:2011/01/27

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