Monthly Archives: 2月 2009

2009/02/28 第11回GTD勉強会を開催します。

2月は『ストレスフリーの整理術』の本を使ってGTDを深めたいと思います。

■勉強会詳細
日時:2009/2/28(土)
場所:東京・銀座
時間:15:00-18:00(3時間)
定員: 14名
参加費用:場所代+ドリンク代です。人が集まると安くなります。
持ち物:『ストレスフリーの整理術』の本
決定事項:その後の飲みは六本木です。

mixiURL: http://mixi.jp/view_event.pl?id=39909872&comment_count=0&comm_id=3013597

年末に本が出版されましたが、買われた皆様、その後読書進捗の程はいかがでしょうか? GTD勉強会はその名の通り、GTDを勉強する会なので、このバイブルとも言うべき本の内容も勉強していきたい所存でございます。

読んだ人もそうでない人も、気分高らかに最新の読書記憶を引っさげて、皆と読書内容を共有し、理解を深めつつ、わからない部分を補足し合って、更なる理解を深めていこう! というのが第11回の表の趣旨です。裏の趣旨はこの機会にちゃんと本を読んでおこう、です。

■勉強会の進め方

勉強会の進め方としては、既に読んできた本の内容のうち、わかりにくかった部分をピックアップし、それを読み解くというスタイルをとりたいと思います。他に見かける読書会のようなその場で読んでまとめる、といったようなことを、今回の勉強会では目標としていません。どちらかといえば精読に近い感じのやり方です。

1.わかりにくい部分を収集する
2.進める順番を決める
3.順番の通りに読み解いていく

目指すゴールは、本でわからなくなった部分がわかった! となるといいなーと思います。その過程で、皆さんの実装など共有できると嬉しいです。

上記に書いてても、実際の進め方は割とアバウトなので、気軽にお越しください。

■勉強会前の宿題

というわけで、今回の勉強会は宿題があります。

・『ストレスフリーの整理術』を読む

ではでは、よろしくお願いします。

GTDリスト問題

GTDリストを見ると、全部実行しなければならないんじゃないかという不安感に陥る問題はよくあることだ。GTDTIMES-TLS-JPで紹介した記事にも書かれていた通り、収集・処理・整理のステップでいろいろなものを思い出していくと、結構な量が出てきて、リストは大幅に膨れ上がる。何も考えずに処理ステップを行うと、正直なところ、全部実行するには難しいであろうと自分が怯んでしまうようなプロジェクトリストができあがる。

もともと、私たちが実行するのに作ってきたリストというのは、今実行すべきリストのみを取り扱ってきた。だから、今、実行することが予め約束されているリストなんである。一方、GTDのリストはいつかは実行するが、いつ実行するかは正確には決めていないリストが大半を占める。それで、今まで使ってきたリストとの使い勝手が合わなくなるのだ。上記に述べたような不安感は、多分これが理由にあたる。

この不安感をなくすための方法は、そのリストをどういう風に使うかを、自分で体感することだ。例えばソフトウェアを使い始めたとする。使い始めた当初は、闇雲に使って、不安というか行き先不明な感じがある。しかし、しばらくすると、どういうことをするためにはこういう風に使えばいいのかが理解してくる。そして、はじめソフトウェアに感じた不安な感覚は消え去るだろう。

使っていくことによって、ソフトウェアがどのように使えばいいのか分かってくる。これと同じように、GTDリストも使い勝手を体で覚えていく他ない。そしてこれが、「信頼できるシステム」を得るための方法でもある。

GTDリスト問題は他にもある

GTDリスト問題でもう一つ見かけることがある。これが『俺の全てなのか?!』問題である。要するに、気になることをリストアップし、そんなリストで自分の全てを説明されるような気がするという、不安感との闘いである。ちょっとちらかった部屋の方が落ち着く、というような人だと、GTDの収集ステップにそんな危惧を感じるかもしれない。あったらあったで困るのが上の問題ならば、ないならないで困るのがこちらの問題なのかもしれない。

別にGTDのリストがあなたの全てだと言うわけはない。何しろGTDは思い出したもの”しか”リストにできないからだ。だから、本人がどれほど重要に思っている問題だとしても、そこに本人が思い出そうとしない限り、口から出てくることはない。リストにのぼる項目を制御しているのは、何を隠そう自分である。

だから、寧ろ危惧するのは、自分が思い出せないんじゃないか、という不安かもしれない。とはいえ、人によっては、思い出すことが本当に苦手なこともある。テストの時に、回りが全員カリカリ書いているのに、自分だけ全く手が進まない時の焦燥感といったらない。こういう状況に自分をおきたくない、というのも、GTDをしたくない立派な理由になる。

GTDリスト問題まとめ

今回の内容をまとめると、以下のケースが考えられる。

  1. 大量のリストを実行できずに焦燥感にかられる
  2. GTDのリストが自分を暴露された感に感じられる
  3. そもそも思い出すリストが作れない焦燥感がある

1については、GTDTIMES-TLS-JPのデビッドのアドバイスに従うので充分だろう。

2については、底をつく恐怖に怯えているような気もする。せっかくの人生なので、一度体験すればよろしい。

3については、別に数が問題なわけではないし、何も手がかりなく思い出すことができるのを競っているわけではないので、本来の目的を忘れずに実行してほしい。思い出せないなら、GTDには便利なトリガーリストがあったり、自分の部屋や家を思い出したり、棚やテーブルを漁って、リストを作ればよい。GTDは思い出す量と思い出し方を競うわけではない。

2の補足

GTDリスト問題の2に関する暴露された感は、体験すればいいと軽く言ってしまったが、実際そうするのは難しいように思う。GTDでなくても、新しいものを試みる時に、エイヤっと導入できるかどうかは人によって異なるものだ。だからGTDをしようと思わなくてもそれはそれでしょうがないし、その人にとって導入する時期ではないのかもしれない。

とはいっても、記事と同じような状況で、実行するのが嫌なこともある。

「そんなことはないわ! 私はこんなにも仕事を多く任されてきたのよ、だから日々の私に時間がないのよ。ねえ見てよ! 本当に仕事でいっぱいなんだから!」

現実を直視したくないのは、誰だろう?

第10回GTD勉強会 ~ナチュラルプラニングを知ろう

ナチュラルプラニングを知ろう!

今年の目標は何? というお題で募りましたが、今回は人数が少なく6人ということもあって、ざっくばらんに進めていきました。

  1. ナチュラルプラニングを理解しよう!
  2. ナチュラルプラニングを実践するためのチェックポイントは?
  3. あなたのナチュラルプラニングはどんなところで発揮されている?
  4. 最近の課題のNAを見ていこう

今回の最終にやりたかったのは、ナチュラルプラニングを理解し、自分でも自然にやっていることとの紐付けです。ナチュラルプラニングは、その名の通り、自然な状態ならばその通りにするであろう計画をモデル化したものです。なので、このナチュラルプラニングに思い当たる節が、誰しもあるはずです。そこの強化を図ろうとしたのが、今回の勉強会の趣旨です。

そのために、以下のような手順で話を進めました。

  1. ナチュラルプラニングのステップを説明(理論の紹介)
  2. 具体例の紹介
    2.1. 『ストレスフリーの整理術』で紹介しているディナーの説明
    2.2. 友達と遊びに行って食べるお店を決める時の例
  3. ナチュラルプラニングの型を実践するための質問項目の紹介(実践の紹介)
  4. ナチュラルプラニング(理論)と自分自身の経験(具体)の紐付け

3.と4.との順番は逆だったかもしれませんが、まあそんな流れでやってます。最近の課題のNAについては、上記の説明の合間合間に話を進めて、ネクストアクションを私の方からメンバーに提示しながら明らかにしていきました。

課題のNextActionについて

課題のNAは、ジャンルが様々だったのでとても面白かったです。ざっと出たのはこんな感じ。

  • 最近のイベント作業の洗い出しと整理
  • 最近の自分の方向性をどうするべきか
  • 新人1年目に仕事を引き継ぐには?!
  • とにかく思った時間で仕事ができない
  • 仕事にGTDを取り入れたい
  • GTDポータルを作りたい

一番最後のGTDポータルを作りたい、といったのは私です。もともと一応今回の勉強会のお題のいいだしっぺなので、取り扱いやすく、つい最近思ったことを課題にしました。

これらについては、簡単なコミュニケーションをしつつ、妥当性をはかりながら、次のアクションを本人を決めていきました。ほとんど私の仮決めが高かったともいえますが。。

ナチュラルプラニング(以降ナチュプラ)は、プロジェクトを考えるための枠です。なので、別にプロジェクトのはじまりでも、レビュー時でも、実施して問題ありません。簡単なレビューでもナチュプラでも共通なのは、次のアクションを出すこと、です。プロジェクト自体は進めることが必要なので、見直しは進退を見極めるべきです。

こうやって見てみると、ひとえに課題といってもいろんな状況に面した課題があるのだと、しみじみ思いました。ナチュラルプラニングの効用は、どちらかといえば意識を膨らませることも目的に入っています。今回は時間がなくて膨らめて腹に落とすまでできませんでしたが、「とにかく思った時間で仕事ができない」ことについてまとめておこうと思います。

とにかく思った時間で仕事ができない

この課題を出したtomariさんの場合は、GTDはそれを解消するために用意されたものですよ、とまず説明しました。先にNextActionの結論を言うと、GTDをするのに仕事を洗い出すことになりました。tomariさんは、現在会社にいると、複数人から仕事を依頼されるようです。その依頼と自分との仕事がうまく扱えてないようでした。

tomariさんの場合は、圧倒的に依頼される仕事量と実際作業できる仕事量が合わずに、てんやわんやになっているように見受けました。これを対応するにはいくつか方法があります。

  • 外部への働きかけ(依頼を減らす)
  • 内部への働きかけ(生産性をあげる)

GTDはこのうち、内部への働きかけを取ります。最終的には外部への働きかけも必要なのですが、第1弾の対応策で外部に働きかけることはなかなか難しいです。理由は、自分以外の誰かと約束を取り交わさなくてはならないからです。その約束を取り付けるまでの手間もかかりますし、約束を仮に取り付けたとしてその内容が必ず実行される確率があるかというとそうではありません。またちゃんと実行されたかどうかを確認しなければなりません。とかく手間ひまがかかります。ならば、自分と約束を取り交わす内部への働きかけの方が、時間がかからず困りませんし、確認作業も意識して行なう必要もありません。

他にazumaさんの方から、依頼を受けている人の性質を見て対応するのはどうか、というアドバイスもありました。これは、上記で言うところの「外部への働きかけ」になるでしょう。仕事が一旦整理整頓できたら、こちらのアドバイスに取り掛かるのがいいんではないかと思います。

なぜ外部からではダメなのか?

上記は、作業コストの面から、内部への働きかけを選択すると説明しました。選択の理由は、コストの違いもありますが、もう一つ大きな理由があります。

物事を判断し、実行する――これが処理をする際の、パターンです。仕事が忙しくなると、この処理パターンが実行できなくなってしまいます。頭の中で滞留しているものが多くなりすぎるのです。そうなると、外部への働きかけをする、といったような考えるスペースもなく、もちろんそれを逐一確認できるはずもなく、対策をしたところで、結局手付かずになります。ならば、まずは内部の体制を整えて、外部に働きかけるのが得策になるのです。では、内部の体制を整えるというのはどういうことか?

GTDでは、頭の中で滞留している処遇の決まっていないものを、オープンループといっています。オープンループはそれに対して、判断を下すことでクローズされます。内部の体制を整えるとは、次のようなことです。このオープンループを頭の中から取り出すことにあります。そして、現状況における判断を下し、今現在の起点を再設定します。

GTDでは、大幅に判断処理をすることで、この頭の大掃除をする仕組みを内包しています。GTDをするのがいいといっているのは、頭の大掃除ができる点にもあります。GTDの1サイクル分で、「考える余裕がない」という問題がまず緩和されます。

好きなものだったら、この流れでやっている

というのは参加されたよしぞうさんの言葉でしたが、全くその通りです。

GTDTIMES-TLS-JPをオープンしました!

先日お知らせしましたGTDTIMES-TLS-JPですが、本日付でオープンしました!

 

GTDTIMES-TLS-JP
http://gtdtimes-tls-jp.works4life.jp/

 

ささやかな更新頻度ながら、これから更新していきたい所存です。先日、ブログで連絡したり、皆さんに紹介してもらったりして、新規メンバーも着々と増えています。ありがとうございます! まだ全員の方に返信できていない状態ですが、随時連絡を取ります。太田さんのサイト経由で連絡を頂いた3名の方も、内容を確認しています。返答リストに入っておりますので、なにとぞご安心ください。興味のある方は、上記のサイトにてご確認ください。

 

さて、さっくりと「やろうか」とブログで言って始めたプロジェクトでしたが、いろいろどうして大変でした。翻訳自体も大変と言えば大変なのですが、翻訳すれば終わるとわかっているだけに、そういう意味で気が楽です。運用をするために役割を決めたり、共有サービスを決めたり等を行っていました。長く運営することを想定して、地盤作成が一番の苦労でした。他の翻訳等のプロジェクトはどうしてるのかしらと、気になるところです。

最近では、年末に『ストレスフリーの整理術』が発行され、たくさんの人に興味を持たれているGTDです。このサイトも、GTDの理解に一役なればと思います。これからよろしくお願いします。

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