Monthly Archives: 1月 2009

GTDTIMES-TLS-JPを開始します。

今回は、別サイトのお知らせです。以前、メンバーを募っていたGTDTIMESの翻訳サイトですが、今年2月から実稼動することになりました。

概要

サイトの概要としては以下の通りです。

  • サイト名:GTDTIMES-TLS-JP
  • 本旨:GTDTIMESの記事を翻訳して紹介する
  • 目的:GTDの真水に近い記事を日本語GTDユーザに提供すること
  • 翻訳方針:全翻訳。
  • 記事公開頻度:現在週1記事

と、翻訳方針を立ててはみたものの、これに翻弄されています。GTDTIMESは正直記事が長いんです。1記事をアップするにも、なかなか大変なのです。ですので、サイトを開設したとしても、ゆっくりペースで更新していく予定です。他の日本語GTDユーザにも触れられるように、がんばっていきたいと思います。

メンバーについて

メンバーは現在のところ4人です。lightで行こうのdrmaruyamaさんや、創造マラソンの淺田義和さんが参加しています。

有志で活動しています。私生活を優先し、できる範囲で更新作業を行っています。頻繁に記事を更新することはできませんが、何もしないよりは進むことを優先しています。参加いただいた皆さん、どうもありがとうございます。

メンバーは随時募集中です

これがこの記事の本旨でもあるわけなんですが、メンバーを随時募集しています。上記の通りの少人数で運営しているので、あなたの力がとても必要なのです。以下のような活動を行ってくれる人を私たちは切望しています。

  • 翻訳する
  • 翻訳したものを確認する
  • サイトデザイン(wordpress)を行う

GTDTIMES-TLS-JPは、月1回のskypeミーティングを行い、他の時間帯については、ML経由でコミュニケーションをとっています。詳細については、資料を只今製作中なので、少々お待ちください。

 

本ブログともども、GTDTIMES-TLS-JPをよろしくお願いいたします。

2009/01/31 第10回GTD勉強会を開催します。

※2009/01/25 説明を最下部に補足しました。

これまで、初心者向けに紹介を数回してきましたが、今回は、1年の初めとしてGTD的書初め式を行いたいと思います。

勉強会詳細

場所:東京・銀座
日付:1月31日(土) 
時間:15:00-18:00(3時間)
定員: 15名
参加費用:場所代+ドリンク代です。人が集まると安くなります。

mixiURL:http://mixi.jp/view_event.pl?id=39152807&comm_id=3013597

GTD的書初め式とは?

1年の初めは目標を掲げる人も多いと思います。しかし、なかなかこの目標を達成することは難しいです。そこで、目標を達成するべく、実行できるまでに内容展開しようではないか――これが、GTD的書初め式です。

具体的には、

(1)この一年で達成したい目標を決め
(2)ナチュラルプラニングでざっくりとしたイメージを決め
(3)年間中に必ず到達するべき段階ゴールを決め
(4)次にするべきことを決める

というようなことを決めます。

今回のキーワードはナチュラルプラニングです。旅行やちょっとしたプロジェクトでも、考えるのに楽な手順というものがあります。『Getting Things Done』でもそれを説明しており、『ストレスフリーの整理術』ではナチュラルプラニングと呼んでます。

ナチュラルプラニングの似た感じのものとしては、ブレインストーミングがあるかなと思います。詳細については、前に私がgihyo.jpに連載していたものに内容をかいています。興味のある方はご覧ください。

http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/prac_gtd/0010

今回の目的

今回の目的は、ナチュラルプラニングを体感してほしいことです。今回は例として1年の目標を掲げていますが、他の小さな計画や、ちょっとした会社での仕事でも活用していくことができます。というか、最初はこちらの方が実行しやすいです。

とはいっても、説明しただけではどんな感じかわからないと、なかなか活用することができません。そこで今回の勉強会で感じをつかめたらいいなと思っています。

勉強会の進め方

(1)自己紹介(30min)
(2)ナチュラルプラニングの説明(30min)
(3)ナチュラルプラニングの実施(各15min前後)

時間はだいたいの目安です。人数によって変わります。

ナチュラルプラニングを全員に実施していこうと思いますが、人によってできあがるものにはバラつきがでます。特に段階ゴールは出てこない場合が多くあると思います。少なくとも、ゴールと次にするべきことを決めていけるようにしたいと思います。

2月GTD勉強会のお知らせ

ちょっと気が早いですが、その次のGTD勉強会のお知らせです。

2008年12月に『ストレスフリーの整理術』が発売されましたが、皆さん読まれましたでしょうか? GTD勉強会ではその名の通り、GTDを勉強している会なので、このバイブルとも言うべき本の内容で勉強したいと思います。つまり2月は『ストレスフリーの整理術』の勉強会をしたいと思います。

日時:2009/2/28(土)15:00~18:00
場所:東京・銀座

日程は上記の通りに行います。本を使ってどんなことをするかは現在考え中です。こんなことしたい! という要望があれば知らせてくれるとありがたいです。参加たい!と思われる方は、勉強会までに『ストレスフリーの整理術』を読んでおいてください。

よろしくお願いします。

 

※2009/01/25 補足追加

※ここより追加しました。

ナチュラルプラニングとは?

ナチュラルプラニングは、いきあたりばったりに行っていた計画を、もっと自然に、もっと過不足なく実行するためのやり方です。帰省や旅行、はたまた引越や大掃除のアクションを洗い出すのに、このナチュラルプラニングが役立ちます。

計画を立てる時、理想やゴール、最低限実現したいこと等、そういったものははっきりしているでしょうか? ナチュラルプラニングではそういったものを踏まえつつ、現実的な進むべき道を模索する方法です。

勉強会までのやってきてほしいこと

1年間中に行いたい目標があれば、それを洗い出してお題にしたいことを一つ決めてきてください。そういうのを考えるのは難しいな、と思った方は、替わりに、実行したいんだけどいろいろ考えることがあって進まないものを一つ決めてきてください。

GTDを極小化した場合、極大化した場合(2)

GTDを極小化した場合、極大化した場合はどのようなものがあるだろうか。

GTDを極小化した場合

GTDの礎となるルールは、今のところ私の中では、化学変化と同質のものと見出している。つまり、活性化曲線を経て、AからBへ変化するアレである。

変化の際に必要なのは、活性化エネルギー、それを用意するもの、そして変化せしむるものの三点である。

活性化エネルギー:電気信号
それを用意するもの:外部刺激
変化せしむるもの:細胞の機能

出力が何になるかというと、行動せよという命令刺激を出すことではないかと思われる。ここら辺の時間差分については、以下の記事にもあった通り。

http://wiredvision.jp/news/200804/2008041723.html

GTDを極小化した場合2

http://lifehacking.jp/2008/07/david-allen-interview-1/
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/crossover/0013?page=2
http://www.scribd.com/doc/2164710/Getting-Things-Done-The-Science-behind-StressFree-Productivity

こちらは、GTDのプロセスパターンと、認知心理学における『思考』プロセスパターンとが似ているという話。これは、GTDのプロセスパターンが最適化されていることを証明してくれるかもしれない。

GTDを極小化した場合3

GTDのプロセスパターンと、コンセプト型の思考パターンが似ている件について。

活性化エネルギー:外部刺激
それを用意するもの:人
変化せしむるもの:脳

コンセプト型の思考パターンに関しては、まだ何も材料を用意していないのでなんともいえない。が、私は反対に似ていたために、GTDを受け入れやすかった。

しかし、この変化を実施するのは脳であり、あとは天に任せるしかないというのが最大の欠点である。そして残念なことに、下手な考えより、ここから生じるインスピレーションの良さがあるため、このサイクルを信じることが多大にある。

GTDを極大化した場合

PoIC

活性化エネルギー:情報
それを用意するもの:人
変化せしむるもの:人

PoICは活性化エネルギーを、手動で実行するようなものである。脳の変化せしむるタイミングは、人によって随分異なる。コンセプト型が強い場合、この変化せしむるまでの活性化エネルギーが少なくても発生しやすいように思われる。それを補い、自己自身で発生することにし、補足した方法の一つとしてPoICが考えられる。

 

自分コメント

  • GTDを拡張するための記事。めんどくせーから一律に考えよーぜという記事でもある。
  • あんまりに抽象過ぎるのと、自分の文章に責任がもてないまま(特にPoIC部分)、出すタイミングを逸した記事。
  • 極大化した場合をあと数パターン用意したかったのにできなかったというのも、お蔵入りになった理由だっけ。
  • このお題については何度か(といっても2回だが)書こうとがんばってみると、コンセプト型程度にしかブレイクダウンできなかった
  • 自分のGTDの見え方が、一般的なそれと異なる、と気づいたのが、どのタイミングだったっけ。。
    • 第1衝撃は2008/6なのは確か。

コミットしたいことを思ったことを収集しなさい

GTDの収集範囲は?

2008年6月にDavid Allenが日本にやってきた時、私は個人的に質問した。訊ねたかったことは、収集する範囲についてだ。当時、収集範囲の対象が、私の中でかなり拡張していた。その時点で私なりの結論みたいなのがおぼろげにあったのだが、まだはっきりと言葉にはなっていなかった。結局、曖昧なままに質問したところ、Davidからアドバイスを頂いた。

コミットしたいことを思ったことを収集しなさい

上記の言葉を思い直しては、GTDの収集の対象がそもそもどういったものなのか、考え直した。

私がこの言葉を最初に耳にした時、違和感を感じた。というのも、私が収集の対象範囲のイメージとは、異なったからだ。私はどちらかというと、コミットする以前のどうともしがたいものでも収集すればいいんではないか、という風に広がっていたところだ。ところが、Davidから出てきた言葉は真逆であった。

人間に思考スタイルがあるならば、人間の作った道具にも思考スタイルがありうる

時同じくして、私はエマジェネティックスを知った。エマジェネティックスは思考分析の一種であり、人の考える傾向は、分析型・ディテール型・社交型・コンセプト型の4つの思考スタイルの比率で捉えようとしている。この考え方は、歩かの思考分析よりも柔軟で、どんなパターンの人間でも説明することが可能である。

さて、仕組みや道具は、人間が作ったものである。であるからして、人間の思想を反映することもある。GTDも何らかの思考スタイルの偏りがあるんじゃないかと、最近では思っている。GTDの5ステップ自体は、コンセプト型をよりよく反映しているため、GTD全体についても、コンセプト型の思想をよりよく反映したものだと、当初思っていた。私はコンセプト型が強いので、だから親しみやすいのかと思っていた。しかし、Davidの上記の言葉や、そもそもGTDが仕事を成し遂げる仕組みであることを考えると、コンセプト型だけではない何かが含まれていることを、薄々と感じるようになった。

コンセプト型だけではない何か――それはディテール型だろうと、考えるように至った。ディテール型は、理論的・実践的ということから、極めて実現的な内容を重視する。私がいろいろなディテール型とおぼしき人間を見てきて思ったのは、彼らは一律の箱を用意することである。彼らは順序が好きで、存在するものとそうでないものとをクリアに区別する。そして、ディテール型はある基準に従って、箱に収めてのみ、その存在を認めるのである。この存在の認め方が、Davidの言わんとしていることなと同じではないかと思ったのだ。

ディテール型のコミットした『物』

コミットすることは、ディテール型で言うところの箱に収めることである。箱は、GTDのリストだと言葉に相応する。言葉という箱に気持ちが収められた時、彼らはその存在を認める。そして――以降がディテール型の特徴だと思うのだが――このその箱に収まった時点で、彼らの箱に対する意思はほぼ固まっている。

そう思うに至った際の材料として、上記のようなことがある。例えば、PoICの4カード(以降便宜的にタグと呼ぶ)には、かなりクリアな基準がある。ディテール型は、これはアイデアだ!と、かなりクリアに考えているように感じる。実際はどうかは分からないが。

また、シリアル・ポップな日々のakizukidさんの場合だと、「これは僕は真逆になんでも残ってしまうのが嫌だ、という感覚がある。」という文面があり、ある程度取捨選択した結果のみを必要としているのが伺える。反対に言えば、必要かそうでないかが、ある程度自分の中でクリアになっているのである。いずれにしても、曖昧さを感じなかった。

コンセプト型の出力する曖昧な『物』

しかし、コンセプト型はそうもいかないのである。PoICのタグを考える時にいつも気になるのが、感想というには放っておけず、アイデアというには曖昧なものの場合、どちらにタグを付ければいいのだろうか、ということである。そもそも、感想を書いている間にアイデアに変容していくことはよくあることだ。そして、コンセプト型はその変容に対してあまり区別をしない。というか変容しているとも気がつかない。どのリストに所属するかで、まず困惑する。

で、そういう曖昧な、これからそれに対してコミットするかどうかわからないものも、収集の対象にしていいんじゃないのかと思い、冒頭のように質問しようと思ったのだ。

しかし、これは完全に私のGTDへの誤解であった。GTDはディテール型の強い人間が数に対抗して遂行ために、コンセプト型のフレームワークを利用したやり方である。少なくともDavid Allenの当初考えていたであろう最終単位は、ディテール型の明確な一律の箱であるように思われる。

私はというと、クリアな箱もあるし、ビニール袋のような場合もある。そして、大きな特徴として、、箱の中身が、リストにまたぐかそうでないかの変容を遂げる間に、私は箱に入れてしまうのだ。私が扱っていたのは、コンセプト型仕様の箱だったのであり、成長過程の『物』を頭の中から収集してしまう癖があるように思われる。思うに、GTDはこのような曖昧な『物』が収集されることは、そもそも想定外だったのではないだろうか。

PoICはこの曖昧な成長過程を、タスクフォースで、過去データから創出する。ちなみにコンセプト型は、『エマジェネティックス』でも説明していた通り、頭のるつぼへありったけの材料をつぎ込み、ありったけの実験をした後に、神頼みになる。頭の中でタスクフォースされる感じと言えばよいだろう。

そう考えると、私がGTDについて感じてきたいろいろな違和感に説明がつくようになった。GTDのアプリケーションがほとんどが線形的でSomedayリストやReferenceリストにあまり配慮してなかったり、Pile of Index Cardsの中で99%と1%と言われたりすることも、そのディテール型の箱をGTDで想定しているならば、とても合点が行く。もともとGTDはディテール型の強い人間のためのシステムであったし、そしてそれに集まる人間もディテール型の強い人間がほとんどであることも、そして彼らが、その箱によって築かれる平面そして時次元の世界に、気づきにくいことも。

冒頭で示したDavidのアドバイスと、David Allenの定義したGTDとについて、推測とは言え、私の中でようやく消化できたような気がする。私のみているGTDと彼のそれとの異なり方を理解した。しかし、その私の理解したそれであっても、GTDという枠組みは崩壊することなく、包括した。思想を分かつとも、枠組みはそれさえも許容するのである。

思考スタイル考(時間の概念について)

昔、私には時間の概念がクリアじゃなかった時を知っている。今はそれに比べると、随分クリアになった。エマジェネティックスの思考スタイルによっても、この時間の概念の基準となるものは異なるんじゃないかなと思った。

どうして時間概念の基準が異なると思ったのか?

私が時間の概念の一つを得たと思った時は、未来に関してを、思考のまな板に置けるかどうかだった。GTDの以前では、自分の反応があまりに乱雑なために、未来を考えても私自身がそれを裏切る形となるので未来という概念自体が必要がなかった。

社交型でディテール型の強い友人Aの場合、人に関する記憶のスパンが非常に長く、幼少の頃の記憶も鮮明に覚えていたという。しかしながら、それがかえって友人に影響を及ぼしていたのは、過去を過去と取り扱えないことだ。過去を過去と取り扱えないことについては、別の友人から考えを受け取ったものだ。

私からして見れば、過去のデータはこれ以上の変化がないため、それに対してあれこれ考えても意味がない。その一方で、友人は過去の記憶に随分苦しんでいる様子をみて、それで、人によって、過去をどのようにみなすかが異なるんじゃないかなと思った。

時間概念があるということはどういうことか?

今回は、過去を揺ぎ無いReferenceデータと受け取り、現在をProjectデータ、未来をSomedayデータとして、正確に取り扱いができている時、時間概念があるとみなす。

例えば昔の私の場合、過去のみ正確な取り扱いができていた。現在と未来を混同している点においては、両方に取り扱いができていなかった。上記の友人Aの場合、過去と現在の取り扱いを混同しているような感じになる。

考える要素

自分自身の場合

自分の場合、時間概念の基準はどうなっているか? 過去については上記で示した通り、これ以上何の修正もできない場合のものが過去データとなる。次に現在と未来についてだが、自分が決めるかどうかによって分かれる。必要と思い、今それについて作業をするならそれは現在の事項のことであり、今それについては手をつけない場合、それは未来のこととなる。

友人の場合

社交型はもともとSocial Typeと呼ばれる。このSocialは人の関連性も考えられるが、物との関連性も含まれているように思う。

 

ーー

自分コメント

  • 15分くらい書いてその後失速。
  • おなか痛くてふんばるぐらいでないと書ききれないのはいかがなものか
  • というか、これなんで書きたかったんだっけ?

2009年のブログ活動について

新年、あけましておめでとうございます。昨年は、ブログを拝読いただき、どうもありがとうございました。本年も、引き続きご拝読の程よろしくお願いいたしますー。

さて、遅くなりましたが年始の挨拶でした。今年もよろしくお願いいたします。さてさて、今回は、2008年を振り返りつつ、2009年の目標設定をするとして、エントリをくくりたいと思います。

2008年を振り返る

「2008年のworks4Lifeについて」では、混ぜるの年ということで、以下のような内容を行っていきたいと思っていました。

  • コラボする
  • ブログに流れをつくる
  • 興味の中心はGTDとDiigoで

コラボする

評価としては、◎です。今年はGTD勉強会を2月から開催し、12月まで続けることができました。スタート×キッカケ×ブログや、セミナー等にも参加し、いろんな人と交流することもできました。

とはいえ、参加はしたけど、ブログでの報告等のフォローがうまくいってなかったりします。そういう部分を今後フォローできるといいなと思います。

ブログに流れをつくる

評価は○です。特集エントリを作り、その中で展開した点では、ブログに流れをつくることができました。

今後については、今回の特集エントリを作ったことで、一応のカテゴリの使い方も見えてきました。自分のやり方にあわせて、もう一度再構成していきたいと思います。

興味の中心はGTDとDiigoで

評価は△です。Diigoについては全くでませんでした。資料を漁ると、それなりに書けることはあったみたいなんですが、私の興味がなかったらしいです。GTDについては、前半はそれほどではなかったのですが、後半からうまく回せてなかったです。この理由は明らかで、英語の勉強に費やしていたののバランスが取れなかったからです。何か新しいことが増えると、途端に他のバランスが悪くなるのは、なんとかしたいところです。前半はそれなりにうまくいっていたが、後半ダメダメということでした。

ブログの興味の方向性としては、今後もGTDが中心になっていくだろうと思います。

2009年は何の年にする?

2008年を踏まえて、今年のブログでは、以下のようなことを重点的に行っていきたいなと思います。

  1. コラボを広く
  2. 興味の中心はGTDとエマジェネティックスで
  3. 話題の中心は、GTDでいろいろまとめ。

1.コラボを広く

やはり、情報は合わさってこそ真価です。

本を読んでいる時の方がいろいろ考えたりして進歩したな、という感じがありました。英語の勉強をして、読書量を制限しましたが、借りなかったら借りなかったで、一定の量は本を買ってしまうようなので、定量的には読んでいきたいなと思いました。

本を読むのは自分の中だけですが、それ以外の自分の外でも、やっていきたいです。 具体的な活動は以下の通り。

  • 勉強会引き続き
  • セミナーなどイベントも積極的に(月1回は参加したい)
  • 海外情報も取り込もう→GTDTimes

以前に有志を募集していましたGTDTimesの翻訳サイトですが、正式にすることに決めました。これについては近日連絡します。

2.興味の中心はGTDとエマジェネティックスで

GTDの周辺やエマジェネティックスを中心について、エントリにしていこうと思います。興味としては、脳科学やそれ以外の部分も広がっているんですが、まだ出力できる段階には至ってないようです。

3.GTDでいろいろまとめ。

PoICをGTDでまとめるみたいな感じのことをしようかと。やり方についての応用もしていますたが、理解するにしてもGTDを使っています。それを、ブログで展開できたらと思います。

こんな感じでやっていこうと思います。よろしくお願いしますー。

「ストレスフリーの整理術」新訳版によせて

新訳版を入手した

プレゼントキャンペーンに運よくあたり(有難うございます)、今私の手元に新訳版がある。「仕事を成し遂げる技術」と「ストレスフリーの整理術」が揃ったわけだ。これらの原本として「Getting Things Done」があるわけだが、思うところをまとめようと思う。

今回の本旨は以下三点である。

・「Getting Things Done」の訳と理解のし易さを区別すること
・そもそも「Getting Things Done」の本を理解しにくい人種がいること
・「Getting Things Done」はGTDにとって殆どを網羅している本なので、GTDを正確に修得したいならば、必ず読むこと

ちなみに、内容自体は「仕事を成し遂げる技術」と同じなので、具体的な感想については、そちらの書評を見て頂きたい。

名称のまとめ

ところで、話す前に名称についてまとめておこう。

「Getting Things Done」は、一番初めにDavid Allenが出版した本そのものを指し示す。「仕事を成し遂げる技術」も「ストレスフリーの整理術」もこの言葉に含まれる。

「仕事を成し遂げる技術」「旧訳」は、「Getting Things Done」の本のうち、旧日本語訳版を示す。

「ストレスフリーの整理術」「新訳」は、「Getting Things Done」の本のうち、新日本語訳版を示す。

内容そのものを示す場合は「Getting Things Done」を、翻訳に特化した内容や本の体裁については「旧訳」「新訳」を、といった使い分けを行う。以降ではそれを前提に読み進んでいただきたい。

「Getting Things Done」の訳と理解のし易さを区別すること

日本でGTD関連の本をみると、「旧訳」の訳の問題に関して避けることはできない。「旧訳」の訳で、「Getting Things Done」を読むことや、GTD自体をすることを遠慮している人が、日本に存在する。

訳が難しいからGTDは難しいのか、訳が難しいからGTDは分かりにくて更に疎遠になってしまうのか、その点については微妙な所である。ただ、訳の難解さのコメントから、「訳が難解なのでGTDはわかりません。けれども、訳がわかりやすくなったら、私もGTDを理解できるようになるでしょう」という印象も一部感じる。確かに、一部では道理でありつつも、一部ではそうではない。

訳の分かり易さと、理解のし易さは区別するべきである。混同すると、どのような弊害が起こるかは次で説明する。

そもそも「Getting Things Done」の本を理解しにくい人がいること

ところで、「ストレスフリーの整理術」を読んで、実際の所理解しにくいな、と思った人はいるだろうか? 私は、正直理解しにくかった。これは「仕事を成し遂げる技術」からも同じく感じていたものなので、予測の範囲の反応である。

私が理解しにくいのと同様に、「訳が理解し易くなれば、GTDを理解できるだろう」と思っている人が、「訳さえわかりやすくなれば、理解できるはずだと思ったのに、どうして理解できない!?」と、感じることがあるんじゃないかと、心配している。先ほどでは、「訳の分かり易さと、理解のし易さは区別すべきだ」と述べたが、その理由はこのような反応があることを思ってである。では一体なぜ、訳が読みやすくなったというのに理解しにくいのだろうか?

処理ステップの内容が二つの視点を内包しているという点から見ても、「Getting Things Done」自体の分かりにくさは、GTD自体に含まれていることも自明である。それ以外にも、文章フォーマットと構成そのものとの二つが関係している。

最初に文章フォーマットである。文章フォーマットは、極めて会話型的である。特に第2章は長く、冗長だと感じる人がいるかもしれない。その長さゆえに、全体の構成が捉えにくく、書かれている内容がどんな状況なのかを、イメージするのが困難で、あれよあれよという間に第2章が進んでしまう。そして結局わからない、という結果になりうる。

私はこの経験を「旧訳」でも「新訳」でも味わうことになった。特にどんな状況なのかをイメージしにくいのは、書中で説明もなく面子が増えることもあるからだ。プロジェクトの話の中で、参考資料がいきなり現れ出てくることがある。もしかすると、それ以前のどこかで書かれてるかもしれないが、文章の長さで記憶が飛んでしまっていたりする。また、処理ステップでは、図式化した完璧なワークフローがあるにも関わらず、その枠に沿って説明されてはない。

これらのような、ざっくばらんな文章フォーマットをしているため、読んでいる間に完全な枠組みを頭の中で組み立てることはできない。理解するのに、分析や統計・系統や骨組みを必要とするような人間は、非常に理解に苦しむことになる。

次に構成である。GTDは、今までの時間管理や仕事管理とは、根本的にごっそりと異なる。しかしながら、その部分をざっくりと話を進め、どこがどう異なるかを「Getting Things Done」ではあまり説明しなかった。そのため、読者が培ってきた時間管理や仕事管理に、GTDも当てはめて考えてしまい、誤解を産みがちだ。現に、「ストレスフリーの整理術」を読んだ方でも、同じような誤解をされている人を見かけた。

しかし、この点についてはアメリカ人と日本人の文化の違いに寄るところも多い。日本人の一部では、時間を基本として考える人がいる。この時間の軸から外れることが、まず最初の難関であることも多いのだ。とはいえ、これについてはいたし方のないことである。

訳の云々に関わらず、「Getting Things Done」は、そもそも理解しにくい部分を持っているのである。

「Getting Things Done」は、GTDを正確に修得したいならば、必ず読むこと

一作目にして全書

さて、表層の話はこれぐらいにして、内容について語ろう。内容に関しては絶賛だ。絶賛する理由は下記による。

・必要充分な内容がまとまっていること
・初心者から上級者まで充分な内容が備わっていること
・2年ほど実践した今でも、反例が出てこないこと
・実施する時点で必要な問題点についての回答が多数用意されていること

必要充分な内容がまとまっていること

この本の大きく示す理由は、仕事関連の内容に関して、必要最低限でありながら必要充分な内容の項目が記されていることだ。5つのステップ、7つのリストは勿論のこと、ナチュラルプランニングや、実行する際のモデル、そしてパースぺくティブなモデルについても、充分に必要で活用できうるものだ。

どれ一つとして、活用できるものとして、非常に役立つという

ことが大きなポイントである。

初心者から上級者まで充分な内容が備わっていること

尚且つ、全書として推薦するに値する理由は、初心者~中級者は2章目で、上級者は3章目で伝えるべき内容が網羅されているからである。特に3章目に関しては、GTDを通じて、この抽象的な考え方によくぞ行き着いたものだと、瞠目せざるをえない。

3章目に関して言うと、このこと自体は、GTDを続けていくうちに体感するものであって、正直GTDを始めてすぐでは実感しにくい。しかし、GTDの実装自体は、この章でかかれているものを内包している。自身のGTDの経験と、この3章目が結実した時、新たな局面を迎えるであろう。そのぐらい、すばらしい原則であるが、残念ながら水底にある宝箱なのである。

2年ほど実践した今でも、反例が出てこないこと

私が感心するのは、この内容に私から何の反例も出てこないことである。

例えば、私が何かの本を買ってそれを実践しようとした時、それが実行できないような状況や、実行したとしても効果を上げないような場合がある。その時点で、その本とはオサラバする。蛇が入った葡萄園の葡萄は胡散臭くなるものだ。それに、一つでも問題があると、それ以外の理論にも不信感を感じてしまい、全体的な信頼性が失われる。

そして、有効な項目だけ取り入れる。

ことになるのだが、この行為自体もそのうち苛立ってくる。なぜなら、それらはケースバイケースの内容であって、一つとして一貫性がないからである。取り入れた内容は、今現状の私に合っているから取り入れているのであって、来年、数年後の私には合わないかもしれない。その可能性は拭い切れない。

しかし、私は面倒なので、いついかなる状況に変わったとしても、有効な魔法の杖がほしいと思う。そして、GTDは私のそれになった。

私は2年GTDを続けてきたが、GTDのシステム自体が反故されるような反例に合ったことがない。かつ上に、多少の状況が異なったとしても、GTDの実装自体が多少変動するものの、原理自体ががらっと変わるようなことがないのである。この二年の間にも、他の管理方法を試してみたりするものの、結局はGTDのリストで管理するのが一番便利だという結論に行き着くのである。

嬉しいことに、GTDを、批難することができないのである。

実施する時点で必要な問題点についての回答が多数用意されていること

書評を見てみると、ダイジェストな内容を確認するので充分だ、というコメントを見かけることもあるが、GTDを深く理解し活用したいならば、本書を薦める。その内容は2章で全て網羅してあり、何か困った時に見直せば、既に回答がかいてあり、そしてその内容がベストアンサーだからだ。

例えば、GTDではファイルフォルダがいいと推薦していたが、それを用意するのは面倒だったので、私はクリアファイルで代用しようと思った。しかし、数日後にしてファイルフォルダである意図を理解するのであった。理由はインデックスだ。クリアファイルではインデックスがなく、非常に取り扱いしにくいことがすぐに明らかになった。

例えば、そのインデックスには機械を使ってラベルをしろと、本書では指定していた。でも面倒だったので、手書きでかいていたのだが、やはり機械を使ってラベルを作ってはっつけるようにした。なぜなら自分の字を見るのが嫌になったからだ。

これらのように、ことごとく項目はこうするのがベストだ、と思われていることが書かれており、問題になりうるケースのほとんどが、いずれの場所にかかいてある。本書を深く薦める理由は、これに尽きる。問題に立ち当たったならば、この本に戻って見直すだけで充分なのだ。

旧訳と新訳と

私はもちろん、「新訳」の方をオススメする。「旧訳」は絶版となって入手も難しく、見やすさ、取っ付き易さから見ると、やはり「新訳」の方がよいだろう。だからといって、「旧訳」がなければ、と思ったことはない。今までの私には、「旧訳」の存在自体が必要だったし、「旧訳」の難解さだからこそ、深く考えるようになったのかもしれない。

GTDを深く修得していくには、是非「ストレスフリーの整理術」を読んで頂きたい。

ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン
二見書房 ( 2008-12-24 )
ISBN: 9784576082110
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes