「LUNARR」がいい感じ

LUNARRを知ったのはついさっきで、404 Blog Not Foundさん経由。ドキュメントをいかに共有しコミュニケーションするかはつらつら考えてたこともあって、結構真面目に記事を読んでたら、いろいろ頭がぐるぐる回ってきたので、ちょっとばかしまとめました。

資料の諸問題

複数のメンバ間で仕事をやった人ならわかると思うんだけれども、資料とそのやり取りは、やっかいな問題です。

その資料がfixされるまでの間、複数のメンバ間でメッセージがやり取りされつつ、資料自体も更新されていきます。このときのバージョン管理ってとっても大変。この時に出てくる懸念は、以下のような感じ。

  • 修正してって言った所は修正されてるの?
  • やっぱりこっちがいいと思うんだけど、これって前にも言ったっけ?
  • 最新どれー?
  • 前にこれについて話し合いたいと言ってたけれども結局どうなったんだっけ?
  • これってfixしたの?

資料をトリガにしながら、それについていろいろ確認したいことや検討したいことなどがあります。けれども、そういった内容について全て確認することができるのか、というと微妙です。

LUNARRはどう機能するの?

LUNARRの紹介動画を見つつ、ウェブページなどでLUNARRの特徴やターゲット・その目指す方向性を聞きながら、一番初めに浮かんだイメージは、資料がstatic、ということでした。資料は動かさないで、人が集まってそれでやり取りを交わすようなイメージ。

今までのやり方で資料を共有しつつ、資料に関するメッセージのやり取りをすると、資料が飛び交ってしまい、最新はどのバージョンになったのか、わからなくなってしまいます。そこで、資料は最新のものを一つだけ置いといて、後は履歴にしてしまいましょう、というので解決しようとしたのがCVSのシステム。これはこれで画期的だったし、もし自分が今できる方法を選ぶとするなら、この方法で解決できないかと考えていました。けれどもCVSにも勿論欠点はあって、今度はメッセージと乖離してしまう。メールならば、添付されていたデータと密接だから各タイミングで資料を失うことはない。けれども、過去の履歴をさかのぼる時に、CVSはどのバージョンをどのメールで話したのか、はすぐには知りえない。リビジョン番号をメールに添えつつしない限りは難しいです。添えたとしても、結局目的の資料を漁るにはリビジョンからデータを取得するまでに手間がかかります。

ここで出てくる問題は、資料の履歴、メッセージの履歴、これが交互に交差しつつ関係性があるということなんですね。一体このメッセージはどの資料についてやり取りしていたの? この資料のこの履歴については、どういうやり取りをしていたの? 最新のデータはどれなの? 資料とそのやり取りを管理する仕組みは、これら全てに速やかに応えてくれないと、意味をなしません。

それに応えようとしたのが、LUNARR、なのかしら、と。

資料の後ろに書くらくがきをそのまま保持することができないだろうか、そんなアイデアから膨らんでいったような気がします。

というのをつらつらと書いたわけなんですけど、F’s Garageさんが先にまとめてるじゃんね、もー。

ところでどうしてコミュニケーションツールがメールなの?

ところでなんでメールをコミュニケーションツールに選んだのかちょっと不思議に思ったんですが、グローバル向けだからかなぁと思ったですよ。

活動時間も違う、電話するにしてもタイミングが合いにくい、アメリカはその国の中ですら時間が異なります。だからこそ、時間を分断しつつ、更新されたことを簡単に送信でき、尚且つメンバからのアウトプットにも対応可能な双方向のメッセージ送受信ツールなもの、と考えると、確かにメールがベストな気がしてきます。

日本はアメリカほど、各メンバが時間的にも場所的にも離れていません。なので、メールの本来の有用性なんてのも実感しづらいんじゃないかと思うわけです、自分も含め。

裏と表の発表会

今回は徹底して「表と裏」を強調する発表会だったようです。
すごくコンセプトと内容がマッチしていて、ウェブの傍から見ていてもグっときます。iPod nanoがうらやましいとかMac Book Airが当たりたかったかったとかそんなこともありましてよヲホホ。

個人的にそれらのイメージをまとめているのが、ウェブサービス名であり会社名である「LUNARR」。満ち欠けによって青白く見えたり、真っ黒で見えなかったり、月にも表と裏があります。LUNARRのサービスは、月の満ち欠けが資料が育つ様のようにも感じました。月が満ちる時、その資料は完成となるわけですが、新月の頃も月は月として必要不可欠な時期です。その全ての時を内包するのが「LUNARR」というサービス。なんて考えるとちょっと小粋ですね。

そうやってイメージを膨らませていくと、資料が出来上がるまでにいろいろな人が貢献しているんだという図式も、このサービスでは表と裏で内包してくれるので、そういう意味でも一体感が出てくるサービスなのかもしれません。表は白で裏は紺が背景。なので、メンバはしいて言うなら黒子ならぬ紺子ですかね。

使ってみたいなLUNARR

そんなLUNARRは今ベータテスト中です。使ってみたいです。でも使ってみたいにもユーザ登録は招待制らしく、そちらの知り合いには明るくないので使うに使えません。いやそれよりも、資料をマッシュアップするようなプロジェクトもメンバもいないじゃん。。

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