Monthly Archives: 2月 2008

GTDはハチドリの時間、PoICはクジラの時間

GTDとPoICの違いについて、gihyo.jpで野ざらし亭さんの連載されているRe:PoIC~ライフハッカーのためのPoIC入門の第三回で紹介されるそうです。どういう風に二つを捉えられたのかが今から興味深々です。

今回は、詳細の違いはともかく、私が一連のPoIC関係のページを見てきて思った時間の感覚についてまとめておこうと思います。

もともとは、以前に私が書いたエントリの「あなたの中のカードはフロー型?ストック型?」でPile of Index Cardsさんの「4度目の正直」で指摘を受けて、ようやくPoICがどのようなサイクルなのかをようやく理解したことから始まりました。

それまでは、PoICを判っているようでいて解ってはいませんでした。わからなかったのは、仮にPoICのサイクルをGTDに当てはまるならどうなのか? という点においてです。

間逆の二つ

結論から言うと、PoICは、GTDが取りうるデータの中でも、再生産のために再利用することを主眼として収集を行い最終的に再生産を行うもの、それに加えて必要なリマインダ機能を取り入れたのが43Tabs、と理解しています。

でもPoICもデータ収集ばかりが目標というわけではありません。PoIC自身がGTDの類を表すカードもあります。けれども、再生産のための仕組みの方が全面的に押し出される形になっているのがPoICで、GTDはどちらかというとその間逆の格好だなと思いました。

なぜこうも間逆になるのか? と不思議に思いました。が、実装者の生活体系が異なるからこそ、ひっくり返るんじゃ? と腑に落ちるに至ったのでした。

長期的な、あまりにも長期的な

腑に落ちたきっかけとなったのは二つの文章です。一つはPoICのwikiから。もう一つはRe:PoIC~ライフハッカーのためのPoIC入門の第1回目から。

via カードを書く – PoIC

しばらくして、GTD のコツを掴むと、中間の小タスクは頭の中で処理できるようになります。書き出すとしても、そのほとんどは、一時的な記憶媒体として使用する野帳で処理できます。

via Re:PoIC~ライフハッカーのためのPoIC入門:第1回 現在位置情報~PoICに至るまで|gihyo.jp … 技術評論社

ところが,半年ほどして仕事のパターンというものが判り出すと,途端にGTDは破綻してしまいました。

その理由として考えられるのは,次の事柄です。

  • 仕事の概ねの内容,かかる時間,手順などが,経験から見通せるようになった。
  • そのため,いちいちプロジェクトとして書き出し,タスクに細分化していく煩雑な処理がいらなくなった。
  • すると,新しいタスクが増えないので,レビューする必要もなくなった。

二つにいえる共通するべき事項は、GTDのカードで処理すべきするものは然程問題になるようなことではないということ、仕事のタスクは比較的定期的なものが多いこと、それから目標がGTDカードの消化期間よりもっと長期的ということです。

一方、GTDを取り入れようという人が、このような状況か?というと全くもってそうではありません。GTDカードが入り乱れる形というより、GTDカードが同時並行に存在し、並行処理が発生してしまうがために、状況把握をするのが難しくなっています。そういう意味では、PoICは、GTDが提供するようなNextActionリストやProjectリストといったものがフォーカスされにくい、というイメージが出てきました。

私がGTDを行っていても、上記と似たようなイメージが出てくることがあります。それは、忙しい時期が過ぎ去り、ゆっくりし始めた頃です。単位時間当たりのアクション数が減れば減る程、GTD特有のリストを保持しておこうと気持ちは薄れてしまうのです。実際私も仕事に余裕が出てくると、GTDのリストが疎かになりがちでした。だから、そんな状況が大半であるなら、そういった部分が削げ落ちてしまうのも想像するに難くありません。なだらかにタスクを消費する中で再生産をフォーカスできるように最適化されたツールがPoICなのかな、と思った次第です。

ハチドリの時間、クジラの時間

この時ふと頭によぎったのが、GTDで流れる時間とPoICで流れる時間の違いです。伸びたり縮んだりしているようで、二つは全くことなった時間の流れを掌握しようとしているようでした。

完全なGTDのリストが必要となるような状況は、例えばハチドリの時間のようです。単位時間あたりの消費アクション数が多く、非常に緊迫した状態。作業の順番を記録し、ある時間において現在稼動中のものは何か、次にできることは何なのか、今のステータスは、といった情報をほぼリアルタイムで追っかける状況になります。毎秒約55回のはばたきをするハチドリの時間は小さな時間の中で密度が濃いものとなっています。

一方、長期間のデータ収集を経て再生産を目標するPoICは、クジラの時間のように見えました。クジラとてアクションを行っていますが、ハチドリの時間に比べると、単位時間あたりのアクション数は少ないです。圧倒的な期間、単位時間のアクション数の少なさ(この場合はハチドリと比べて)が、クジラの時間を彷彿させました。

これらは、各作業者の仕事の性質によるものです。つまり、仕事の性質さえ変われば、それに付随して時間の感覚も変わります。ハチドリの時間・クジラの時間と区別して言っていますが、基本的には同じ時間です。同じ時間なのに、仕事の性質によって伸びたり縮んだりしているのだな、と不思議に思ったのでした。

「LUNARR」がいい感じ

LUNARRを知ったのはついさっきで、404 Blog Not Foundさん経由。ドキュメントをいかに共有しコミュニケーションするかはつらつら考えてたこともあって、結構真面目に記事を読んでたら、いろいろ頭がぐるぐる回ってきたので、ちょっとばかしまとめました。

資料の諸問題

複数のメンバ間で仕事をやった人ならわかると思うんだけれども、資料とそのやり取りは、やっかいな問題です。

その資料がfixされるまでの間、複数のメンバ間でメッセージがやり取りされつつ、資料自体も更新されていきます。このときのバージョン管理ってとっても大変。この時に出てくる懸念は、以下のような感じ。

  • 修正してって言った所は修正されてるの?
  • やっぱりこっちがいいと思うんだけど、これって前にも言ったっけ?
  • 最新どれー?
  • 前にこれについて話し合いたいと言ってたけれども結局どうなったんだっけ?
  • これってfixしたの?

資料をトリガにしながら、それについていろいろ確認したいことや検討したいことなどがあります。けれども、そういった内容について全て確認することができるのか、というと微妙です。

LUNARRはどう機能するの?

LUNARRの紹介動画を見つつ、ウェブページなどでLUNARRの特徴やターゲット・その目指す方向性を聞きながら、一番初めに浮かんだイメージは、資料がstatic、ということでした。資料は動かさないで、人が集まってそれでやり取りを交わすようなイメージ。

今までのやり方で資料を共有しつつ、資料に関するメッセージのやり取りをすると、資料が飛び交ってしまい、最新はどのバージョンになったのか、わからなくなってしまいます。そこで、資料は最新のものを一つだけ置いといて、後は履歴にしてしまいましょう、というので解決しようとしたのがCVSのシステム。これはこれで画期的だったし、もし自分が今できる方法を選ぶとするなら、この方法で解決できないかと考えていました。けれどもCVSにも勿論欠点はあって、今度はメッセージと乖離してしまう。メールならば、添付されていたデータと密接だから各タイミングで資料を失うことはない。けれども、過去の履歴をさかのぼる時に、CVSはどのバージョンをどのメールで話したのか、はすぐには知りえない。リビジョン番号をメールに添えつつしない限りは難しいです。添えたとしても、結局目的の資料を漁るにはリビジョンからデータを取得するまでに手間がかかります。

ここで出てくる問題は、資料の履歴、メッセージの履歴、これが交互に交差しつつ関係性があるということなんですね。一体このメッセージはどの資料についてやり取りしていたの? この資料のこの履歴については、どういうやり取りをしていたの? 最新のデータはどれなの? 資料とそのやり取りを管理する仕組みは、これら全てに速やかに応えてくれないと、意味をなしません。

それに応えようとしたのが、LUNARR、なのかしら、と。

資料の後ろに書くらくがきをそのまま保持することができないだろうか、そんなアイデアから膨らんでいったような気がします。

というのをつらつらと書いたわけなんですけど、F’s Garageさんが先にまとめてるじゃんね、もー。

ところでどうしてコミュニケーションツールがメールなの?

ところでなんでメールをコミュニケーションツールに選んだのかちょっと不思議に思ったんですが、グローバル向けだからかなぁと思ったですよ。

活動時間も違う、電話するにしてもタイミングが合いにくい、アメリカはその国の中ですら時間が異なります。だからこそ、時間を分断しつつ、更新されたことを簡単に送信でき、尚且つメンバからのアウトプットにも対応可能な双方向のメッセージ送受信ツールなもの、と考えると、確かにメールがベストな気がしてきます。

日本はアメリカほど、各メンバが時間的にも場所的にも離れていません。なので、メールの本来の有用性なんてのも実感しづらいんじゃないかと思うわけです、自分も含め。

裏と表の発表会

今回は徹底して「表と裏」を強調する発表会だったようです。
すごくコンセプトと内容がマッチしていて、ウェブの傍から見ていてもグっときます。iPod nanoがうらやましいとかMac Book Airが当たりたかったかったとかそんなこともありましてよヲホホ。

個人的にそれらのイメージをまとめているのが、ウェブサービス名であり会社名である「LUNARR」。満ち欠けによって青白く見えたり、真っ黒で見えなかったり、月にも表と裏があります。LUNARRのサービスは、月の満ち欠けが資料が育つ様のようにも感じました。月が満ちる時、その資料は完成となるわけですが、新月の頃も月は月として必要不可欠な時期です。その全ての時を内包するのが「LUNARR」というサービス。なんて考えるとちょっと小粋ですね。

そうやってイメージを膨らませていくと、資料が出来上がるまでにいろいろな人が貢献しているんだという図式も、このサービスでは表と裏で内包してくれるので、そういう意味でも一体感が出てくるサービスなのかもしれません。表は白で裏は紺が背景。なので、メンバはしいて言うなら黒子ならぬ紺子ですかね。

使ってみたいなLUNARR

そんなLUNARRは今ベータテスト中です。使ってみたいです。でも使ってみたいにもユーザ登録は招待制らしく、そちらの知り合いには明るくないので使うに使えません。いやそれよりも、資料をマッシュアップするようなプロジェクトもメンバもいないじゃん。。

関連URL:

GTD Handling 2007/06 (9) レビュー

既に2008年となりましたが、中途半端なままではいけませんので引き続き書いていきます。

この頃、レビューについては実行チェックリストを用意して、それを実行すればよいように手順を組んでました。

手順の作成

参考にしたページ

基本的にはGTDのレビュー作業+フライデー8+週ごとに会社で行いたいことです。

会社用と家用とWeeklyReviewをわけて実施

David Allenでは、リストは公私で統一しなさいと話していました。が、レビューについてプライベートまでも範囲に含めてしまうと、とても時間がかかる。仕事関連のレビューは会社でするので、公私別個にレビューを実施しました。

でも、公私を別に実施するのは結構時間的にもつらいです。仕事ではいろいろ含めて作業を行っているので3時間ぐらいはかかります。家でもやっぱり2時間は大幅にかかってしまいます。仕事については、時間がない日もあるので、最低限これだけはやっておこう、という項目をつくっておけばよかったなと反省しています。

会社でのWeeklyReview

WeeklyReview
├さようなら、過去よ
|├同期作業
||├fitzNOTEとメール項目を同期する
||├fitzNOTEで進捗を更新する
||├Supportリストを更新する
||└SupportリストからWeeklyReportを作成し、上司にメールする
|├ノーパソバックアップ その1の手順
||├機体取り出す
||├電源つける
||├operaでメール受信する
||├npopでメールリスト受信する
||└共有サーバから関連ディレクトリをPCにバックアップ
|├作業記録を更新する
||├工数登録
|||├当該週のログのtxtを開く
|||├xls作業
||||├xlsに貼り付け
||||├project整形
||||├整形ボタン押す
||||└データ調整
|||└工数システムに登録
||└勤怠登録
|├交通費・旅費を精算する
||├共有スケジューラで登録する項目を確定する
||├精算システムで登録する
||└共有スケジューラに登録した項目に♪を付ける
|├資料の同期
||├電子ディレクトリ
||└物理ファイル
|| ├4段棚からマニラファイルを集めて、ラベルの必要がないかチェックする
|| ├テプラを借りてくる
|| ├ラベルのないものを追加する
|| └テプラを返してくる
|├ノーパソバックアップ(2)
||├デスクトップからノートへバックアップ
|||├usr-project
|||├usr-project-archive
|||├usr-backup
|||└usr-references
||└npopでメール削除
|├机の上を拭く
|└休憩
└こんにちは、未来
 ├収集
 |└気になることを収集する
 ├整理
 |├1番目の棚:Inboxを処理する
 |└fitzNOTEのInboxを処理する
 ├整頓
 |└Desknet'sから翌週の予定を手帳に転記する
 └スケジューリング
  └来週のおおよそのやりたいことを決めておく

手順レベルでの作業リストが以上になります。会社で示すWeeklyReviewとは、この手順を上から順にやり、最後まで終わらせることにあたります。

作業について、どういう意図で作っていたのかまとめておきます。

同期作業

この場合の同期作業は、メール・電子ディレクトリ・fitzNOTEに分散しているプロジェクトをfitzNOTEに集めるためのものです。メールを起点にプロジェクトが発生する場合は、メール上でリストを作ることでプロジェクトをひとまず切ったりします。なので、データが場所場所によって統一されないので、これをレビュー時に同期させます。

ノーパソバックアップ その1の手順

バックアップ作業は時間がかかるので、先に実行しはじめます。ツールを起動して、後はほっときます。

作業記録を更新する

各案件ごとに時間を統計していたので、それをまとめます。これが結構面倒。このデータ取りのためだけに、ギプスをしていたのです。ここまで厳密になる必要もないのですが、思い出す煩わしさが嫌で、作業する煩わしさを選択しました。

交通費・旅費を精算する

まとまってくるとやる気がそげるので週間単位で精算します。精算しないと結構つらいことになるんですよね、こういった事務処理。この作業があるせいなのか、会社でのWeeklyReviewはマメに実施していました。

資料の同期

物理的な資料もそうですが、電子的な資料もちょっとしてる間に分散します。それをプロジェクト用のディレクトリやフォルダにいれてしまいます。

ノーパソバックアップ(2)

バックアップ作業その2です。時間経過のタイミングは、何回かWeeklyReviewをして最適化して、この場所になりました。(1)のバックアップ作業が終わってなかったら後回しして、次の作業に向かいます。

机の上を拭く

掃除です。フライデー8に書かれたままに取り入れたレビュー項目ですが、定期的に行うと、デスクトップ回りがリセットされて気持ちがよくなります。WeeklyReviewって何をしたらわかんないよって場合は、まずは定期的に机の周りを掃除することからでも初めてもいいかもしれません。

収集

GTDの収集ステップに相当します。ただし、仕事関連に関するものを収集しようとしていました。が、直近に関する仕事の内容については洗い出されているので、この作業が効果的に働くことは少ないです。処理~実行ステップが滞りがなければ、収集はそれほど問題ないみたいです。

整理

GTDの処理ステップです。

整頓

GTDの整理ステップに相当するようにつくりました。

とはいえ、実際やっていたのは、カレンダーリスト関連の同期作業です。

家でのWeeklyReview

WeeklyReportで最後に表示した2007/5/26の内容を以下に示します。

Home WeeklyReview-20070526
├0.初動
|└■掃除機をかける
├1.収集
|├■テーブルに処遇不明なものを家から集めてくる
|├■Inboxからものをテーブルにぶちまける
|├■Inboxを空にしたらもとに戻す
|├■Remember The MilkのInboxをfitzNOTEのInboxにいれなおす
|└■頭からしぼりだす
├準備
|├■財布を用意する
|├■手帳を持ってくる
|├■ペンを用意する
|├■タイマーを用意する
|├■はさみを用意する
|├□Inboxボックスを用意する
|├■Projectボックスを用意する
|├□ラベルライターを用意する
|└■ゴミ箱を用意する
├2.処理
|├■テーブルにあるものを処理する
|├■Remember The MilkのCalendar項目を確認する
|├■fitzNOTEのInboxを処理する
|└リストの更新
| ├■Projectで検索をする
| └■上から順に、一番最後のActionのステータスを確認し、現状と一致していなければ更新する
├3.整理
|└レシート精算
| ├■excelを起動しよう
| ├■財布からレシートを出す
| └■excelにレシートを登録する
├4.レビュー
|├■プロジェクトの進捗を確認する
||├ラベルが「プロジェクト」で検索する
||└上から順にループ
|| ├現在の状態をProjectの詳細に時間とともに記述する
|| └2週間進んでいなければSomedayに差し戻す
|├■反省を書く
|├■スケジュールプランニング
|├□GoogleReaderを初期化する
|└WeeklyReportをworks4Lifeに書く
└保留
 ├デフラグする
 ├PCのバックアップをする
 └DiigoのInboxを処理する
仕事と家でのWeeklyReviewの違い

家では実施するのに一番きつかったので、準備の部分を明確にしていました。が、それでも難しいは難しいんですよねー。もうちょっと来週もしよう! と思えるような何かがあればいいのですが、それを見つけるまでにはいたりませんでした。

WeeklyReviewの手順は毎回見直す

WeeklyReviewの手順は毎回見直し、どうやったら時間がかからないかを考えて手順を組み替えます。

反省点

仕事のレビューは実施しやすいが家では実施が困難

仕事上では、WeeklyReviewの中に上司への週次連絡も含まれています。これは、必ず行わなければならないことなので、それにあわせて全部やってしまおうと、サイクルを実施するのが容易でした。

が、それは仕事だけの話。家ではなかなか難しいです。時間もかかるし、結構くたくたになってしまいます。スッキリするのはわかっているけれども、面倒くさがってやらなくても生きていけることを知っているので、仕事よりは、やらなくちゃ! という危機感は少なく難しいです。

レビュー作業はある程度の時間が必要なため、時間が少なくなった場合の対応ができない

仕事で行うにせよ、家で行うにせよ、WeeklyReviewはそれなりの時間がかかります。なので、本当に時間がなくなってしまったときには、この時間も削減しなくてはなりません。が、上記のWeeklyReviewは時間がそれなりにあることが前提とされています。なので、時間がなくなった時に、これだけやっておこう! というような最低限スペックがなくて、困った時がありました。

上記の手順はノートにメールを取得する作業を時間差にわけて作業を実施しています。こういう作業を取り外すのが、上記の手順ではなかなかに難しいのです。

最低限しなければならないことと、オプションで行いたいことを別々に分けて作っておいた方がいいなと思いました。

レビューは状況に依存しているため、プロジェクトが変更した等の状況の変化に応じてレビューの手順を組みなおす必要がある

2007年6月に仕事の状況が変わったため、WeeklyReviewの内容も変わりました。GTDは復旧対応が他のシステムよりやりやすいといいます。が、それにしても状況にどっぷりな手順だと、これを解きなおすのには一苦労しました。

どちらかというと、各手順をブロック単位でまとめておいて、実行するように捕らえる必要があったなぁと今では思います。

仕事時のレビューの順番はエネルギー的には不適切

会社のレビューは、過去に対する作業と、未来に対する作業を別々にわけていました。で、掃除をして過去から未来へと新たな出発をする!というストーリーのもと、アクションを組んでたわけです。

一応。でも、GTDでは収集から始めるのがよいとあったし、実際途中で収集ステップをするのはそれなりのエネルギーが必要です。なので、仕事で行っていた手順は、エネルギーの消費効率から考えると不適切かなと、今では思います。実施の順番は、エネルギー消費の高いものから低いものへが、一番なめらかです。

レビュー手順の反省のまとめ

反省をまとめるとこんな感じです。

  • 状況時間に応じて実行できるように、ブロック単位でレビュー項目を作っておくとよい
  • どんな状況でも、最小限実施するレビュー項目を決めておくとよい
  • レビュー項目の順番は、収集→処理→整理→レビュー→実行で行うのが望ましい

最後に:WeeklyReviewに時間をかけないようにするには?

もっと対極的に見てWeeklyReviewがどうしていやかを考えると、時間がとてもかかるからなんですよね。それには時間を短縮すれば問題ない。それじゃあ、簡単に時間短縮するためにはどうしたらいいか? この解決策の一つは、収集ステップと処理ステップの対象となる『物』の数を減らすことです。WeeklyReviewで対象となる『物』の数を減らすにはどうしたらいいのか? それは、実行時に湧き出る『物』について、その場で処理ステップを実施し、2分で実行可能ならばその場で実施してしまうことです。

これって、掃除の極意である「こまめに掃除する」というのとほぼ同意だと思います。友人で、キッチンのきれいな人は、私と話している間でも、何気に食器や道具やらを拭いていたりします。この何気なく行われている動作こそが、常にきれいを保つ分け目なのでしょう。

WeeklyReviewで処理をするのが嫌になったら、丁度それが変化の境目です。これからは、日常で2分間ルールを実施する体制になったということです。WeeklyReviewでなくとも、日常生活で2分間ルールを実施していこうと改めて思った次第でございます。

Googleリーダーのタグを処理速度等で設定し直しました。

Googleリーダーでは、タグはフォルダと言われていたり統一されていません。今回のエントリでは、フィードに複数設定できる特徴から、名称を「タグ」で統一して話していきたいと思います。

さて、思い立ったが吉日で、先日Googleリーダーのタグを変えました。タグ設定のルール変更は、今までにも数回やっていますがしっくりきていません。

タグ設定ビフォーアフター

タグの設定ビフォーアフターですが、以下のとおりになりました。

ビフォー

*-check
*-fun
*-gtd
*-★★★★見ておこう(高速)
*-★★★とばし系(高速)
*-★★★見ておこう(低速)
*-★★★見ておこう(多・低速)
*-★★できれば見たい
*-★とばし系(高速)
*-★見なくても大丈夫

アフター

*-gtd
01-クリップ(個人)
01-店の連絡
01-情報収集
01-楽しく見る
01-食
01収集-サイト新着
01収集-ソフト
01収集-個人
02-個人
02-楽しく見る
02-英語勉強
05-個人
05-楽しく見る
05-英語勉強

今回のタグ設定ルール

基本的にはGTDを応用したルールになっています。
結果的に、処理パターンで分類する形となりましたが、分類時に注目したのは処理速度です。

タグの基準となった要素は以下2点。

  • S/N比と処理速度
  • 種類

S/N比と処理速度

S/N比はノイズ比率です。S/N比が大きければノイズが少なく、S/N比が小さければノイズが多いです。S/N比で随分処理速度が変わるので、まずはその観点でタグを切りました。
処理速度は、あるフィードの1エントリをRSSリーダー上で消化するまでの時間です。エントリを消費するための作業は以下の2つの少なくとも1つを実施します。

  • 読むか読まないかの判断をする
  • RSSリーダー上でじっくり読む

S/N比と実施する作業によって、処理速度が変わります。

例えば、S/N比の小さいものの例には、会社が運営しているサイトの新着情報のフィードや、興味の分野のエントリの比率の低い個人サイトのフィードがそれにあたります。この場合は、RSSリーダー上では「読むか読まないかの判断をする」だけで、別途読む場合は別ウィンドウを表示して読むことになります。RSSリーダー上では、判断処理だけなので、処理速度自体は速いです。

反対に、S/N比の高いものの例には、読む確率の高い個人のサイトのフィードがあります。この場合は、S/N比が高いために「読むか読まないかの判断をする」作業自体はすっぱ抜かれ、「RSSリーダー上でじっくり読む」作業ばかりになります。なので、処理速度自体は全体的に遅くなります。

しかし、S/N比が高くても、上記の例に当てはまらないものがあります。個人サイトでもエントリ部分の一部しか表示されないエントリや、改行がなくフィード上で読むのが難しいフィードの場合がこれにあたります。この場合、RSSリーダー上では「読むか読まないかの判断をする」作業しかできません。そして、そのフィードのS/N比に関係ありません。「S/N比と処理速度」が一つの評価基準となっているのは、このためです。

タグ上では、上2桁の数値がこれにあたります。フィードの処理は、GTDのどのステップにあたるかを想定してつけたので、中途半端な値になっています。01は収集レベル(高速で「読むか読まないかの判断をする」、02は処理レベル(低速で「読むか読まないかの判断をする」+「RSSリーダー上でじっくり読む」)、05は実行レベル(「RSSリーダー上でじっくり読む」)になっています。

種類

しいて言えば、処理パターンが同じもので集めています。処理パターンは以下のようなものを含みます。

  • RSSリーダー上では、どれくらいのS/N比なのでフィードにどれぐらいの注意を注げばいいのか
  • RSSリーダーから別ウィンドウに表示して読む比率はどれぐらいか(全体量としての精読時間が長くなるのかどうか)
  • RSSリーダー外で読む際の気持ちの弛緩度合いはどれぐらいか(友人の日記は軽く読めるが、ブックマークする際はもうちょっと緊張して読む)
  • 別ウィンドウ表示時にブックマーク作業をよくするかどうか

先ほど説明した「S/N比と処理速度」は、RSSリーダー上で処理するパターンにのみ注目した基準です。一方、上記の処理パターンというのは、「気に入ったフィードエントリを別のウィンドウに表示し、気になる点があったのでブックマークする」、といったような、RSSリーダーから離れて行う作業までを含んでいます。

が、実際分類した際はそんなことは一切考えてなくて、どういう分類方法なのかを自分で解析してみたら、上記のような法則があるような気がしますという程度。だから「しいて言えば」になります。実際、分類している間には、上記のような明確な基準はありません。ソフト関係の新着をまとめたり、などと目的で似たものを集めていたら、自然と似通った処理をしているかなぁと思った次第です。

「S/N比と処理速度」以外に基準を設けたのは、結局は、フィードによって、全体的な作業というのがまちまちだからです。時間がなくて、ちょっとした息抜きであればソフトウェアの新着情報を見たりはできるけれども、NBOnlineの記事は見ようと思った記事は必ずブックマークしているから時間のある昼間でないと見れないのです。同じ処理レベルのフィードであっても、読める状況は異なるのです。

RSSリーダー上での処理速度と各フィードのタイプについて

各タグとRSSリーダー上のエントリ単位処理速度の関係を以下に示します。

単位処理時間速度(速い)

+更新を連絡するフィード(タイトルのみ、序文のみ)
| +01-クリップ(個人)
| +01-店の連絡
| +01-情報収集
| +01-楽しく見る
| +01-食
+S/N比がN寄りのフィード(ニュース系等)
| +01収集-サイト新着
| +01収集-ソフト
| +01収集-個人
+S/N比が中途半端のフィード(個人系で親和性の低いサイト)
| +02-個人
| +02-楽しく見る
| +02-英語勉強
+S/N比がS寄り(個人系で親和性の高いサイト)
| +05-個人
| +05-英語勉強
+友人のブログ等の読むのがデフォルトなフィード(コンテンツ系のサイト)
| +05-楽しく見る
| +*-gtd

単位処理時間速度(遅い)

どのような目的に基づいてタグ設定をしていた・しているのか?

Google]
]>

Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes