Yearly Archives: 2007

2007年GTD活動を振り返る

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1年はあっという間、もうすぐ2008年を迎えようとしています。

2007年は、私は仕事を軸にしてGTDを取り扱ってきました。その頃の仕事状況はどんな感じで、その時GTDはどんな風に機能していたのかを各クォータ毎に振り返ってみたいと思います。

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カテゴリ『bookmark by BlogMarks』をクローズしました。

前サイトで使用していたBLogMarksは、Diigoにデータ移行が完了しました。サイト上に保持する必要がなくなりましたので、クローズします。コメントしてくださった方、どうもありがとうございました。

gtdに関するページのブックマーク収集は、引き続きdiigoのサービスを用いて行っております。参照される方は、このサイトのサイドバーを参照されるか、diigoにて直接ご参照ください。

上記タグに関するRSSもdiigoより提供しています。

足りなかったのは、未来の概念

 

phaさんのような激しい傾向ではありませんが、私自身も似たような特性が、いくつかあって、いろいろ考えた次第。でも考えすぎて何いいたいのかわからなくなったけれども、考えた途中で気づいたことについて書いておきます。

私の特性の傾向

まずはじめに、上記のエントリの中で見かけた特性のうち、私はどれぐらい似ているのかを、以下に示します。

  • 絶望的にじっとしていられない
    今は軽度。というか寧ろ「眠そう」という印象の方が多いぐらいです。子供の頃はそのように言われていた時期もあります。
  • 絶望的に飽きっぽい
    飽きっぽいです。もって3~4ヶ月。GTDは1年を越え、まれに見るロングスパンでの興味対象です。
  • 一人でいる時間が一日で数時間は絶対に必要
    必要です。ただ、人がいても喋りかけることがなければ、一人の時間を形成することが可能です。なので、電車に乗ったりするのは格好の一人の時間の確保となります。
  • 集団に属していることに耐えられない
    昔は耐えられないと思っていました。が、今はそうでもありません。集団という概念自体は、抽象的なものであって、本来は存在しません。よって、集団の持つ目的自体も、抽象的あるいは共通事項なわけです。集団に属するAさんとBさんとCさんとDさんとのそれぞれの目的の最大公約数が、その集団の目的である、という風に今は理解しており、厳密にABCDの目的が同一であることはあり得ないと理解しています。正三角形が、厳密にはこの世に存在しないことと同意義で。
  • ロングスリーパー
    というわけではありませんが、7~8時間は睡眠時間を確保したいタイプです。高校生の時、受験勉強のために4時間睡眠を実施しようと試みましたが、長時間継続して意識が存在することに耐えられずにやめました。それに、そもそも頭が使い物になりませんでした。

他に特徴といえばこんなものがあります。

  • 興味のあるなしの度合いがはっきりしている
    状況が優先されることはなく、興味のあるなしによって、身体活動を拒否します。つまりは、興味のない話については誰が何を話していようが寝てしまいます。これは、非常に危険な特性です。どれぐらい危険な特性かというと、入社次の日に会社の一番えらい人の話で居眠りするぐらいです。洒落になってません。

私も同じように、「どうして自分はこんなに飽き性なんだろう」とか「どうして自分はこんなに興味がなかったら、聞いててもすぐに眠ってしまうんだろう」とか思うわけです。で、最近だといまさら治る気配もないものをどうこうする気持ちも消えうせて、しょうがないのでどうやって付き合おうかと考えるに至っています。

GTDを通じて知った特性

上記の特性は、GTDをする前からの既知の特性です。しかしながら、以下の点については、GTDをするようになってから初めて気づいた特性です。

未来に対する概念が存在しなかった

私の興味は現在、もしくはその近未来の時間帯にのみにあります。過去については、それ以上に変わることがないために興味がなく、未来についてはあまりに現実味が帯びずに興味がありません。

なので、過去にひどくとらわれることがないためにポジティブですが、未来については殆ど考慮しないので行き当たりばったりな性格になります。

もともと、現在に対する興味が非常に大きいことは、私も理解していました。未来に対しては、単に、あえて考えていない、とだけ思っていました。が、実際のところは、未来に対する概念がないというか、そもそも未来に対して考えることができなかったのだと、今では理解するようになりました。

未来に対して考えることができない、というのはどういう状態なのか。例えば、GTDで、頭の中について収集していると、Somedayリストの項目についていくつか出てきます。しかしながら、それらについてはできればいいなぁ、と思ったような淡い希望であって、確実にそれらを実現したいという強度の気持ちではありません。近未来の予定、例えば次の休日の予定についても、極めて極度に予定を立てる気持ちがなかったり、といったことがあります。自分自身についても予測が立てられないので、思い立ったが吉日、がいつでも可能なように、反対に何も計画を立てないようにしてしまいます。

しかしそれにしても、未来に対して考えないのは、あまりに頑な状態です。どうして私は未来の概念がすっぱり抜けてしまったのでしょう?

だって飽き性なんだもん

そこで、今回注目している特性の「飽きっぽい」というのがあります。これが、未来に対して考えを及ばせないような原因になっているのではないか、と思うようになりました。

というのも、未来について考える時、その未来の実現の見込みがないため、考えても無駄だと思って思考停止するからです。実現の見込みが薄いにしても、ほとんどの未来について、実現の見込みがないと私は考えていました。なぜ、そこまで見込みがないと言い切るのでしょうか? 原因は、自分自身です。

私自身が「飽きっぽい」です。今日は興味があっても明日に興味が薄れてしまうのかもしれない。何が一番困るのかというと、その自分の見込みのなさです。明日の自分は見込めない。いわんや、明日の世界は見込めない。だから、ほとんどの未来は見込めない、というように理論展開しているのではないかな、と思うに至りました。

しかし、GTDをするようになってからは、~したいという未来の希望の一部を、ごはんが食べたいと同じぐらいのレベルで実感できるように、変化しました。

ちなみに、私が3~4ヶ月は興味が継続できるのか、というと、この期間では、興味の対象のうち、技術・仕組み・パターン・知識等に関しての習得にフォーカスが向いているからだと思っています。だいたい一連を理解したり習得したりし、おおよそがわかるのがおそらくは3~4ヶ月です。これ以降に情報を仕入れても、パターンがわかり目新しくなく感じるようになります。そしてだんだんと興味が薄れてしまいます。
しかし、未来に対してあれこれしたいという希望は、上記に示している通り、見込みが薄く、希望を持つに至りません。つまり、今まで習得した技術や知識について展開しようという考えは出てきません。それとは別に、今後今の興味対象についてどうするかとめぐらした際、労力の割りには]]
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皆の知らないドリコム:モノ系ソーシャルサービス『モノリス』

 

少なくともドリコム社員はがんばっているんだよ、ということが言いたいので、私の気に入っているサービスを紹介します。

モノ系ソーシャルサービスで不満だったこと

Socialtunes*ビルコレを試しに使って不満に思うことがありました。それは、ショップリストにない項目は登録できないこと。登録したいアイテムが、楽天やAmazonにないことがあります。

Socialtunesではアマゾンのみを取り扱っています。私が登録したくても、商品がないことが多いのです。

ビルコレは、契約ウェブショップがSocialtunesよりも多いです。が、そもそもブックマークレットがないので、探して登録という作業をビルコレのサービス内で、しなくてはいけないです。それに、好きなショップがあったとしても、ショップがそもそも商品を登録してないということもあります。

他にはCloggerというサービスもあります。ビルコレにはなかったブックマークレットも作っています。でもそのブックマークレットが有効なのは、対応しているサイトのみ。だから対応していないサイトで登録したい商品に出会うとアウトなのです。

要するに、サイトをうろうろしてて、あ、これすきー登録しーようっとえいっ! みたいなことをしたいんです。楽天の検索サイトで好きな商品をぽちっとな、ていうのを全ウェブサイトでやりたいんです。好き勝手放題登録したーい!

でまぁ、そんなサイトはなかなかなくて、登録できる自由を選択して、POOKMARKを使っていたのでした。デザイン重視。

そんな頃に救世主が現れたのです!

その名は『モノリス』

ウェブサービスのアカウントを整理していたときに、ドリコムアカウントがありました。サイトに行ったら、こんなサービスがあることを初めて知ったんです。というかいつオープンしたのか私は知らないのですが、皆いつできたか知ってる?

クチコミ・レビューのモノリス - MONO+List

 

 

 

 

デザインは可愛い目。ドリコムのデザインは、ポップで好きです。モノ系ソーシャルサービスということがわかったので、早速試してみたら、なんと私の求めていたサービスではありませんか! 神は私を見捨ててはいなかった!(大袈裟)

モノリスにしかない機能、それは「画像という項目」

百聞は一見にしかず。登録の仕方を見てみましょう。

1.好きなアイテムを見つける

登録するにはまず登録したいアイテムを見つけます。例えばエドワード・ゴーリーの、「うろんな客」。

うろんな客のアマゾンなページ

2. ブックマークレットを実行する

1の画面を表示しながらブックマークレットをぽちっとな。

モノリスのブックマークレット

そうすると、モノリスの登録編集画面に遷移します。

3.登録する項目を編集して「保存する」ボタンを押す

で、タイトル・コメント・タグはもう標準装備。しかし見慣れぬ編集項目があります。「画像」項目。

モノリス登録画面

「画像」項目は、リストで表示される画像になります。登録しようとしていたページから、リンクされている画像から一つ選べられるのです。こんな風↓

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今回は、Amazonのページを登録しようとしていたので、自動的に画像が選択されたんですねー。

4.モノリスに登録される

で、「保存する」ボタンを押して、モノリスに登録されます。登録された暁にはこんな風に表示されます。

image

画像を選べられることで何が実現できるのか?

POOKMARKを使っていて思っていたことがありました。登録するページの中で、私が注目するのはこのアイテムだけなんだけどなーって。それが、モノリスの「登録項目」でできるんです。

確かに、アイテムは基本形状から入ります。だいたい画像があります。そこに着目した人が作ったのでしょう。もしかすると、私と同じような不満を抱えていたのかもしれませんですね。しかし私の要望を体現できたサービスだー。非常に満足です。

Socialtunesをちょっと不便に思っている人や、「オイラ、最近のモノ系サービスには飽き飽きだよ」という人には是非使ってもらいたいサービスです。

GTDで適用されるリスト

SomedayリストとReferencesリストが、モノリスで取り扱うリストです。

Somedayリストは、これから欲しいものをリストしています。Referencesリストはこれが好きだと思っているものを、すぐに思い出せるようにするためにリストしています。それから、これは好きだなぁと思ったデザインやモノの傾向を知るために、気に入ったものをとりあえず登録しています。

だからドリコムも生きぬいて!

今後も邁進し、サービスのバージョンアップを重ねていってほしいものです。Operaはアカウント連携を失敗する率があるんだけれどもそこも目を瞑ろう。だからタグの補完機能やカテゴリ一覧機能とか作ってください!

ところで、なんで皆知らないって思ったの?

だって、最新リストが進まない。。

 

モノリスにゴー!

GTDのアクションの特徴

プロジェクトをどこまで分割すればいいのかは、多分いろんな人が躓くポイントだと思います。アクションの目的も、あまり定義されていないので、迷走しやすいのもしょうがないかなと思います。

アクションの目的は、どこまで進んだかを明確にするため

よく2chでの状況説明に、箇条書きにして、今の状態の部分が「いまココ」であらわすやつってありますよね? あれはどういう経緯で話が進んで、今どこまで進んでいるのかわかりやすいです。プロジェクトをアクションにわける理由が、まさにこれを体言したいからなのです。たとえばこのエントリの見出しで例を見せると、以下のようになります。

  • アクションの目的は、どこまで進んだかを明確にするため ←いまココ
  • 扱いやすいアクションの特徴4つ
  • でもよくよく考えたら、2と3と4とは、1のコンテクストの派生だ
  • つまり、コンテクストって何だ?
  • アクションへの落とし込み方がわかんなかったら、映画の台本を作るようにプロジェクトのためのシナリオ=アクションを作ろう

アクションを分ける理由は、作業しやすいようにということもあります。でも、つきつめていくと、むしろ、今どこまで進んだかを明確にするために分割する必要があるのです。自分が後から見て何をしたかったのかわからないぐらいにアクションを分割してはダメです。

扱いやすいアクションの特徴4つ

で、アクションまでの落とし方について。アクションの特徴が以下の4つを満たしていると、後から扱いやすくなります。これらは、体験的にそう思ったことです。

  • コンテクストが一意である
  • やろうと思えば一気にできるアクションである
  • アクションのスタートとエンドから、関係する人間が同じである
  • アクションのスタートとエンドから、作業する場所が同じである

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公私にかかわらず収集する理由

 

重要なのはできるだけ思考の流れを分断しないような大きさを確保することです。

horirium | 「システムノート」の手法1

現在hoririumさんのところでは、手帳というものを見直し、それに代替する新たなものを提案しています。それがタイトルの「システムノート」であり、その「システムノート」で重要と説明されているのが、上記の文になります。

思考を中断させない、というのはあらゆる場面で重要なポイントです。今回は収集ステップに目を向けてみたいと思います。

収集ステップは公私にかかわらず収集しろというのは、どうしてか?

GTDをはじめて、最初の頃から不思議に思った点はこのことです。どうして収集ステップでは、何でもかんでも集めるのがいいのか?

David Allenの言うには、理由は確かこんな感じだったと思います。自分の立場から考えるとやるべきことや気になることは仕事以外にもあり、それが実は頭を悩ませているからだ。だからどれであっても収集する必要があるのだ、と。

Davidの言いたいことは、頭では理解できます。でも、なんとなく釈然とこない。確かにフォーカスが仕事や生活の一部分から全部に変える必要があるのはわかる。でも全部に変えたらうまくいくのはどうしてなのかは、わからなかったのです。

脳みそに皺はあれど、境界はないのだよ

で、そんな時思い出したのが時間と脳みその関係です。曰く、脳みそに時間という概念はなく、しゃべる内容によって未来へ行ったり過去へ行ったり自由自在だ、と。

で、ふと思った。それって、カテゴリについても同じことが言えるんじゃないかな? カテゴリだって、人が覚えやすかったり見やすかったりといった理由から、敢えて分けているだけで、脳みそはそんな概念はないんじゃないかなぁ、と。

確かにそうです。でなければ、息をしながら自転車をこぎつつ歴史の暗記をすることだって難しいに違いありません。と、これはちょっと言いすぎ。意識的な区別はあるにせよ、脳みそが無意識的には区別はないのだと思います。だからこそ、相手とビジネスな会話をしつつ、目の端に時計を見ながら後何分でお昼かなと心の中で考えることもできるのでしょう。

脳みその家捜し

さて、話を戻して、脳みその家捜しにはどうしたらいいのか? 収集ステップは、いわば脳みその大掃除です。新しい情報はもちろんのこと、古くてこびりついた情報までをも一旦取り出す必要があります。でも、そんな古くて思い出すことすら難しい情報、どうやって出せるの?

そこで、「できるだけ思考の流れを分断しない」ようにするのです。脳みそは同じ作業であれば、負荷が軽減され、動きやすくなります。それができるように、脳みそには思い出す作業を延々と繰り返すように仕向けるのです。でも思い出してからこれは仕事、生活、と区切っていると、その思い出す流れというものを分断してしまう。だから、判断する作業を一旦除いてしまうのです。

しいて言うなら、脳みそという名の池に飛び跳ねる魚を捕まえるような

収集ステップは、私には上記の見出しのようなイメージがあります。思い出そうとしても、意識的に思い出せるかというと思い出せないので、私はわざと思い出そうとはせずに、周辺のことを思い浮かべます。撒き餌みたいな感じ。で、思い出した!と思ったのをすかさず拾って出力する。これがいわゆる飛び跳ねる魚のイメージ。

思い出そうと思ったのを直接思い出す、といった一本釣りのようなことはできず、飛び跳ねた魚をささっと拾い上げる、というのが私の思い出す作業のやり方です。池の中に何匹魚がいるかはわからず、どこに存在するかもわからず、飛び跳ねるのが何でいつどのくらいなのかもわからない、私の捉えている脳みそのイメージにもとてもフィットします。

結論

で、結論です。公私ともに収集をするのはなぜか? 思い出し収集するという作業に専念するため。ブレインストーミングと同様、質より量が必要なのです。

自然に計画するためのモデルを実践するには?

ちなみにGTDにもプロジェクトマネジメントの方法が載っているんですが、

  1. 目的/判断基準を決める
  2. 望ましい結果をできるだけ具体的にイメージする(どうなれば成功なのか?成功するとどう感じられるか?)
  3. ブレーンストーミング(一人でもいい。すべてのオプションを書く)
  4. 整理する
  5. NEXT ACTION に分解する

というステップを踏みます。これ、どこのGTD解説でも出てこないんですよねえ。けっこうGTDの中心的なとこだと思うんだけど。

via 仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本 – まりおんのらんだむと~く

GTDには確かに5つのステップがあります。GTDでは「自然に計画するためのモデル」と呼ばれています。

「仕事を成し遂げる技術」で言われているのはこの5つのステップ。

  1. 目的と原則を定義する
  2. 結果を思い描く
  3. ブレインストーミングする
  4. 整理する
  5. 次の行動を明らかにする

  これらは、プロジェクトの内容を明確するのに役立ちます。せっかくなので、この詳細の説明と実際に習慣化するための方法をまとめたいと思います。

まずは、各ステップ毎に何をするのか詳細を見ていきましょう。

(1)目的と原則を定義する

(1-1)目的

目的は、それが何のために必要なのか、ということです。たとえば、「恋人にクリスマスディナーに招待しようと考えている」。けれども、それは何のため? 恋人を喜ばせたいため、恋人と楽しいクリスマスを過ごしたいというのが本来の理由ではないでしょうか。それが、本当の目的なのです。目的は、こっそり隠れている場合が多いので、プロジェクトが大きければ大きいほど、明確にした方がよいです。また、作業を依頼された場合にも、内容がブレないように聞いておくことが大切です。

(1-2)原則

原則はイメージがわかりにくいです。原本だと「~のする限りにおいて」だとか書いていて、「行動のパラメータや有益性を測る基準を定義する」と書かれています。

私はこのままでもいまいちピンと来ません。なので、これができていればOKというボーダーラインだと、理解しています。例えば、レストランに食事に行く場合、予算や料理の種類、期日が原則となるかもしれません。「今日絶対行きたい!」ならば、原則は期日になります。「懐石料理を食べたい!」ならば、原則は料理の種類になります。

(2)結果を思い描く

結果を思い描く、というのはその最後のゴールポイントでどのような状態になっているのかをもっと明確にすることです。劇的瞬間ビフォーアフターのように、目的を果たすために現状とゴール前では状況が異なっているはずです。でもどんな風に? そこを補足するのがここです。

目的は変えることができませんが、結果を変えることはできます。
たとえば、「恋人にクリスマスディナーに招待しようと考えている」。この言葉自体はゴールです。でも目的は、先ほど話したように、恋人に喜んでもらったり、二人で楽しみたかったりです。あくまで手段の一つにすぎません。ディナーに行く暇がないのであれば、プレゼントしたり、家で一緒に鍋をつつくという結果でも、原則の守れる範囲内であれば変更は可能でしょう。
目的とゴールを履き違えるな、とよく言われますが、結果それ自体を目的だと思いこみがちだからでしょう。

この作業がどうして必要なのでしょうか? なぜかというと、この結果に合わせてアクションに落とし込むからです。忘れがちなことですが、結果を実現化することこそが、アクションの役目なのです。なので、この結果がブれてしまうと、どこに進めばいいのかわからなくなってしまいます。

(3)ブレインストーミングする

収集ステップと同じく、アイデアや心配事、その出方やまとまり方、抽象具体、現実可能不可能にこだわらず、すべての手札を取り出すのがここの役目です。とにかくここで重要とされるのは、質ではなく量です。

(4)整理する

ブレインストーミングで出したそれらは、このステップでようやく整理します。要不要はもちろんのこと、重複しているものをまとめたり、カテゴリわけしたり、時系列にまとめてみたりをしてみます。

(5)次の行動を明らかにする

  ブレインストーミングの中から、まずどれをするのか考えます。

でも、このモデル自体が実行できないんですけど

さて、上記のモデルは、正直今のままでは、非常に実行しにくいです。どうやってこれを実行すればいいのか、私もひどく悩みました。でも、次のアクションに設定したりして、しばらくやってみました。そうすると、いくつかの質問が、それぞれのステップで的を射ることができることがわかりました。途中からは、それらの質問に答えることで、この計画モデルを実践するようになりました。それを以下に紹介します。

実践用、小粒プロジェクトのためのプラニングセット

  • (1-1)どうしてそれをしたいの?
  • (1-1)それができたら、どんないいことがあるの?
  • (1-2)5W1H(What,Who,When,Which,Where,How)で最低限決めていることはあるの?
  • (1-2)最低限できればいいことって何かあるの?
  • (2)何ができれば終わりなの?
  • (3、4)どんな風に進めようと思っているの?
  • (5)次に何をしたらいいの?

使い方

これから作るプロジェクトに対し、上記の質問について答えます。()の数字は、自然に計画するためのモデルのどのステップに対応しているかを示しています。

なぜ小粒プロジェクトのための?

小粒プロジェクトは、ライフサイクルが1週間~2週間程度、ゴールまでのアクション数<20程度を想定しています。

このプロジェクトセットは大きなプロジェクトを想定していません。だから、「小粒プロジェクトの為の」という限定が入ります。大きなプロジェクトに対応できないのは、ブレインストーミングの部分を大幅に省いているからです。

プラニングセットの目的

このプラニングセットを使う目的は二つです。

  • プロジェクトの意義を明確にするためです
  • 自然な計画の仕方を習慣化するためです

プロジェクトを取り扱う場合の現実解としての目的が一つ、それから長期的な視点から見て、自然に計画するためのモデルの考え方の順番に馴れるための目的がもう一つあります。

使うタイミング

プロジェクト化する前。このタイミングの場合、プロジェクトを実行する前から、プロジェクトについて理解を深めることができます。

プロジェクト実行中。プロジェクトを作ったものの、何をしたかったのかな、と迷走した時にも、質問に答えてみてもいいんじゃないかなと思います。

ワークフロー中。「物」をプロジェクト化した際に、プラニングセットを実行するのも手かなとも思います。しかし、馴れてない場合は時間がかかるので、馴れてから実行する方がよいと思います。

プロジェクトの「次のアクション」。馴れていない場合は、プロジェクト化してから、次のアクションとして「プラニングセットを実行する」としてもいいのではないかと思います。

習慣化完了の条件

実践するのに心もとないかもしれませんので、どういう風な状態になったらいいのかを、習慣化完了条件として例を挙げておきます。下記ができたらいい、と必ずしもというわけではありませんのであくまでご参考程度にどうぞ。

  • 質問にすばやく答えられる
  • 明確なゴールが設定できるようになる
  • 作業自体が面倒になってくる

その他補足。

質問はすべて答える必要はありません。でも、3つの質問は必須です。これは最低]

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